のぞみエナジー、大分県の蓄電池事業で資金調達完了 28年9月運転開始へ
再生可能エネルギー開発を手掛けるのぞみエナジー株式会社は、大分県臼杵市野津町西畑における50MW/196MWh規模の蓄電池エネルギー貯蔵システムプロジェクトについて、ファイナンシャル・クローズを達成しました。株式会社あおぞら銀行からのノンリコース・プロジェクトファイナンスによる資金調達を確保したものです。同プロジェクトは近日中に建設を開始し、2028年9月の商業運転開始を目指しています。
大分県で50MW/196MWh規模の蓄電池プロジェクトを推進
本プロジェクトは、2023年度の第一回長期脱炭素電源オークションにおいて落札された事業です。20年間にわたり消費者物価指数(CPI)に連動した容量収入を受ける仕組みとなっており、物価変動リスクを抑えながら長期にわたる収入の予見性が確保されています。
のぞみエナジーは、日本の電力システムのレジリエンス強化と継続的な脱炭素化を支えるインフラの開発、資金調達、運営を進めており、本件の達成を戦略上重要なマイルストーンとして位置づけています。
本プロジェクトの資金調達にあたっては、株式会社あおぞら銀行よりノンリコース・プロジェクトファイナンスを確保しました。系統用蓄電池事業における事業性分析、設計最適化、開発、契約、資金調達、建設に関する実行力が高く評価された結果としています。
のぞみエナジー代表取締役のホセ・アントニオ・ミラン・ルアーノ氏は、今回のファイナンシャル・クローズ達成について、日本の複雑な再生可能エネルギー・インフラ案件の実現に対する強みを示すものであり、柔軟性の高い電力インフラ分野における次のステージへの一歩になるとコメントしています。また、支援を受けた株式会社あおぞら銀行をはじめとする金融機関への謝意を示しました。
アクティスの北アジア・エネルギー部門責任者であるタレック・シルハン氏は、のぞみエナジーがさらなる成長のマイルストーンを達成したことへの喜びを表明し、同社が日本の再生可能エネルギー市場におけるリーダーとなる目標に向けて進展を遂げてきたと述べています。
2027年末までに1.1GWのポートフォリオ構築を目指す
のぞみエナジーは、持続可能なインフラストラクチャーへのグローバルインベスターであるアクティスの支援により2023年5月に設立されました。設立以来、共同投資家持分を含めて約900MWのポートフォリオを構築しており、そのうち521MWが稼働中のプロジェクトとなっています。
同社は2027年末までに太陽光発電、陸上風力発電、蓄電池を合わせた1.1GWのポートフォリオを構築するという目標を掲げています。今年に入り、ポートフォリオ最適化の一環として合計約110MWdcの稼働中太陽光発電プロジェクト9件でノンリコース・プロジェクトファイナンスによるリファイナンスを実施したほか、年度末までに新たな50MW/196MWh規模の系統用蓄電池プロジェクトのファイナンシャル・クローズを目指しています。あわせて、開発最終段階にある陸上風力発電プロジェクトおよび太陽光発電プロジェクトも進行しています。
企業概要
- 会社名:のぞみエナジー株式会社
- 所在地:東京都港区
- 代表者:代表取締役 ホセ・アントニオ・ミラン・ルアーノ
- 事業内容:太陽光発電、陸上風力発電、蓄電池プロジェクトの開発・建設・運営
- 公式サイト:https://www.nozomi-energy.com/
本記事はのぞみエナジー株式会社の発表をもとに作成しました。
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