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【125の保育施設・146事例を分析】保育ドキュメンテーションに関するユニファの共同研究論文が『こども環境学会誌』に掲載

ユニファなどの共同研究論文がこども環境学会誌に掲載 保育の質向上への影響実証

CATEGORY: ビジネス

ユニファ株式会社と白梅学園大学などの研究グループによる共同研究論文が、公益社団法人こども環境学会が発行する学会学術誌「こども環境学会誌」に掲載されました。

本論文は、125の保育施設における146事例のデータ分析をもとに、写真を活用した保育記録であるドキュメンテーションが保育現場の組織改善や保育環境の質の向上に与える影響を統計的に実証したものです。

共同研究の背景と課題

保育現場では保育士不足が課題となる中、写真をメインとしたこどもの活動記録であるドキュメンテーションは、保育の質の向上や対話の創出につながるアプローチとして推奨されています。一方で、業務負荷の高さから振り返りの時間を確保しにくく、実践が記録作業に留まり環境改善に結びつきにくいという課題がありました。

こうした状況を受け、ユニファは白梅学園大学名誉教授の無藤隆氏、玉川大学教育学部教授の大豆生田啓友氏、株式会社保育のデザイン研究所上席研究員の川辺尚子氏らとの共同研究を実施しました。

本共同研究では、組織学習の理論的枠組み(4Iモデル)に基づき、延べ146事例のデータを用いた構造方程式モデリング(SEM)による統計的分析と、5つの保育施設へのインタビューを組み合わせた混合研究法を採用しました。分析の結果、以下のプロセスで組織改善へつながることが実証されました。

  1. 写真による個人の気づき(省察)の深化

日常的に保育の写真を撮影しドキュメンテーションとして見返すことで、保育者のこども理解や振り返りの姿勢(省察的態度)が有意に向上。

  1. 共通言語としての写真を通じた対話の質の変化

写真が共通言語となることで、個人の気づきが同僚へ即座に共有され、短時間のミーティング等でも内容の濃い対話へと深化。

  1. 対話を通じた園全体の保育環境の改善

対話による共通理解がこどもの発達や興味に応じた具体的な保育環境の再構成へとつながり、対話の質が園全体の保育環境を改善させる波及効果(パス係数 0.613、p < .001)が認められ、保育の質を有意に向上させることが実証。

論文の概要と閲覧方法

  • 掲載誌:こども環境学会誌(2026年8月発行)
  • 論文題目:往還型ドキュメンテーション研修が保育者の省察活動に与える影響
  • 著者:田中 佐知子、島田 健、徳重 晴子(ユニファ株式会社)、無藤 隆(白梅学園大学 名誉教授)、大豆生田 啓友(玉川大学 教育学部 教授)、川辺 尚子(株式会社保育のデザイン研究所 上席研究員)

本論文が掲載されている『こども環境学研究』(2026年8月発行の最新号)は株式会社たけまる東京支社にて一般購入が可能です。また、発行から1年後(2027年9月頃)に電子ジャーナルプラットフォーム「J-STAGE」にて無料で一般公開(オープンアクセス)される予定となっています。

ユニファ株式会社は、保育AI™を中心としたテクノロジーを活用した保育総合ICTサービス「ルクミー」を開発・提供するスタートアップです。ルクミーシリーズの導入数は累計25,000件超、約80の自治体へ導入されています(2026年8月時点、自社調べ)。

  • 会社名:ユニファ株式会社
  • 代表取締役CEO:土岐泰之
  • 設立:2013年
  • 所在地:東京都千代田区永田町2-17-3 住友不動産永田町ビル 1F
  • 企業URL:https://unifa-e.com/

本記事はユニファ株式会社の発表をもとに作成されています。

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