15〜24歳の歯周ポケット4mm以上が2.4倍に 厚労省調査を歯科医院が分析
医療法人令徳会が運営するユアーズデンタルクリニック(北海道札幌市中央区、理事長:湯口晃弘)は、厚生労働省の歯科疾患実態調査について、歯周ポケット4mm以上の人の割合を年齢階級ごとに6時点で並べて分析しました。15〜24歳は平成11年(1999年)の10.4%から令和6年(2024年)の24.7%となり、2.4倍に増加したことが明らかになりました。同じ期間に35〜44歳は31.5%から28.0%となっており、増え方が最も大きいのは最も若い年齢階級でした。

歯科疾患実態調査のデータを分析
厚生労働省は2024年度から歯周疾患検診の対象年齢に20歳と30歳を加えており、検診対象が若い世代に広がったことを受け、ユアーズデンタルクリニックは1999年から2024年までの6時点の調査データを分析しました。
公表資料の「歯周ポケットの保有者率(4mm以上)の年次推移・年齢階級別」から数値を並べたところ、15〜24歳は2011年の8.5%を底に、2016年が17.6%、2022年が17.8%、2024年が24.7%と上昇傾向を示しています。1999年の10.4%と比較すると2.4倍の割合となりました。

一方で、25〜34歳(1999年 21.5%、2016年 32.4%、2024年 25.8%)や35〜44歳(1999年 31.5%、2016年 42.6%、2024年 28.0%)は、2016年に高くなった後に令和6年調査では低下し、1999年の水準に近い値に戻るなど、年齢階級によって異なる推移を見せています。なお、45〜54歳は1999年が43.4%、2024年が43.0%で、令和6年の全体は47.9%、40歳以上では52.3%でした。
若い世代の増加は4mm以上6mm未満が中心
令和6年調査における6mm以上の深いポケットの割合は、15〜19歳が0.0%、20〜24歳が0.6%、25〜29歳が0.8%、30〜34歳が0.0%で、35〜39歳は7.5%となっています。30代前半までは1%未満にとどまっており、若い年齢階級で増えているのは4mm以上6mm未満の段階であることが示されています。
なお、今回の分析は割合の推移を並べて確認したもので、増加の原因を調べたものではありません。令和6年調査からは全国補正値(人口構成に合わせた重み付け集計)が導入されているため令和4年以前の調査との比較には注意が必要であるほか、歯周ポケットの年次推移は平成11年と平成17年以降で1歯あたりの診査部位が異なります。割合は対象となる歯を持たない人を含めて算出されています。

院長によるコメント
ユアーズデンタルクリニック院長の湯口晃弘氏は、「20代で初めて歯ぐきの検査を受け、思っていたより変化が進んでいて驚かれる方に出会うことがあります。今回の数字で目を引くのは、若い年齢階級で増えているのが4mm以上6mm未満の段階で、6mm以上の深いポケットは30代前半まで1%未満だという点です。歯ぐきの変化は、痛みが出る前の段階で見つけられれば、対応できる幅が広くなります。若いうちに一度、自分の歯ぐきの状態を数字で知っておくことには意味があると考えています」とコメントしています。

- 医院名:ユアーズデンタルクリニック
- 運営法人:医療法人令徳会
- 理事長:湯口 晃弘
- 設立:2015年9月
- 所在地:〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ6F
- 診療科目:歯周外科、歯周組織再生療法、インプラント治療、審美歯科(自由診療専門)
本記事は医療法人令徳会 ユアーズデンタルクリニックの発表および厚生労働省「歯科疾患実態調査」の公表データをもとに作成しました。
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