河出書房新社が北欧の女性作家17人によるアンソロジーを10月5日に刊行へ
株式会社河出書房新社は、古市真由美編・鴻巣友季子序文によるアンソロジー『わたしがわたしから自由になる日――北欧文学セレクション』を刊行します。北欧5か国の女性作家17人による短編・掌編・詩が収録されており、各言語の翻訳者10名が作品選定と解説を担当しています。
北欧5か国の女性たちの葛藤と選択を描く短編集
本書は、19世紀末から20世紀半ばごろに北欧5か国で書かれた文学から、女性作家による17作品を選んで一冊にまとめたアンソロジーです。
狼に追われて究極の選択を迫られる母や、結婚により自分の人生を失っていく妻など、社会の「ふつう」からこぼれ落ちる女性たちの姿が描かれています。孤独、家族、結婚、仕事、ケア、社会からの疎外といった、現代にも通じる問いが投げかけられます。
10名の翻訳者が知られざる作家を選定・解説


フィンランド語、スウェーデン語、デンマーク語、ノルウェー語、アイスランド語の文学を知る10名の翻訳者自身が作品を選んでいます。
アウスタ・シーグルザルドッティル、デイッキン・ズウィルグメイヤー、カーリン・ボイェ、エーヴァ・キルピなど北欧文学史において重要な作家が取り上げられており、各作品には訳者による解説が付されています。また、鴻巣友季子氏が序文「飛ぶための翼」を執筆し、編者の古市真由美氏による「北方から届く声に耳を澄ませて」では北欧5か国の言語と文学の違いに触れられています。
北欧5カ国の翻訳書や文学の魅力を紹介するイベント「第二回 北欧ブックフェスタ」にて、本書の刊行を記念したトークイベントが実施されます。
「第二回 北欧ブックフェスタ」概要
- 開催日程:10/31(土)・11/1(日)10:00-17:00 (時間内出入り自由)
- 会場:仙六屋カフェ(東京都大田区大森西6-16-18 京急梅屋敷駅徒歩2分)
- 入場料:500円
- 共催:葉々社、東海大学北欧学科(柴山由理子)
刊行記念イベント詳細
- イベント名:「女たちの声に耳を澄ませて 北欧文学アンソロジー『わたしがわたしから自由になる日』」
- 日程:11/1(日)14:00-14:30
- 登壇者:古市真由美(フィンランド語)、枇谷玲子(デンマーク語・ノルウェー語)、中村冬美(スウェーデン語・デンマーク語)ほか、各国語翻訳者
書籍情報


- 書名:『わたしがわたしから自由になる日――北欧文学セレクション』
- 編者:古市真由美
- 序文:鴻巣友季子
- 訳者:朱位昌併・安倍オースタッド玲子・金子陽緒菜・久山葉子・中村冬美・枇谷玲子・ヘレンハルメ美穂・真柴 奏・よこのなな
- 装幀:大倉真一郎
- 仕様:四六判上製/248頁
- 発売⽇:2026年10月5日
- 税込定価:3,080円(本体2,800円)
- ISBN:978-4-309-20956-2
- URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309209562/

本記事は株式会社河出書房新社の発表をもとに作成されています。
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