リクエストが実務資料 その問いは何を前提にしているのか を無料公開
組織行動科学®の研究・教育開発を行うリクエスト株式会社は、実務資料『その問いは何を前提にしているのか|仕事の判断と学習につなげる問いかけの実践』を無料公開しました。若手育成や職場の対話、AI活用で問いを立てる際に、何を当然として置き、何を確かめる必要があるのかを職場の具体例や図解で整理しています。同社が基盤とする980社・33.8万人の働く人のデータをもとに作成されました。
問いの出発点となる前提を確かめる観点を提示
日常の業務において「なぜ若手は、自分で考えないのか」「どうすれば、AIの利用が増えるのか」といった問いを投げかける際にも、問う側の見方や目的が含まれています。本資料では、答えを探すことに加え、問いの出発点となっている前提を実際の仕事に照らして確かめる観点を示しています。
例えば「なぜ、この仕事は遅れたのか」という問いは、遅れたことを出発点に理由を探すものです。一方で「合意した期限に対して、遅れているのか」は、期限と実際の進み方を確かめる問いとなります。前提が事実で確認できているかによって、必要な問いは変わるとしています。

仮想事例をもとに自分と相手の前提を照合
資料内では、見積回答が翌日に持ち越された仕事を仮想例として扱っています。上司が「自分で考えて動いていない」と捉えても、本人は「価格条件が未確定だったため、確定を待った」と説明する場合があります。

当時の依頼メール、価格条件、承認の範囲、確認の履歴を一緒に見て、本人の説明と記録を照合します。そのうえで価格が決まるまでにできた連絡や必要だった確認を検討します。さらに次の一件に向けて、未確定事項と確認する相手・期限を整理し、顧客に回答予定を先に伝えることを試すなど、本人の動き方と上司の情報の渡し方・任せ方の両面を見直す進め方を提案しています。
20件の研究文献を参照した全24ページの構成
本資料は、言語学、認知心理学、組織学習、成人学習、AIによる学習支援などの研究文献20件を参照して作成されました。研究が示す内容と同社の整理・実務提案を区別し、出典と適用範囲を明記しています。若手育成や面談、仕事の振り返り、AI活用の支援に携わる上司・リーダー、人事・教育担当者などが、自分の職場の一件を取り上げて次に確かめることを考えるための資料となっています。
収録されている主な内容は以下の通りです。


- 問いが「前提に立つ」「前提を表す」「前提を確かめ直す」という三つの働き
- 確認した事実、検討のための仮置き、これから確かめることの区別
- 教え方や練習方法に加え、「何ができれば自立と評価するか」という判断基準の検討
- 相手が質問の前提を補足・訂正できる対話
- 一件の仕事から、判断の根拠と次の実践を確かめる確認項目
- AIが示した目的や背景を仮説として扱い、依頼者への確認や元資料との照合に進む使い方

公開資料の概要と企業情報
公開資料の概要は以下の通りです。
- 資料名:その問いは何を前提にしているのか
- 副題:仕事の判断と学習につなげる問いかけの実践
- 形式:PDF・全24ページ
- 収録:図解6点、人物イラスト、実務例・確認項目、参考文献20件
- 料金:無料

リクエスト株式会社は「より善くを目的に」を掲げ、組織行動科学®を基盤に組織で働く成人の研究と教育開発を行っています。代表取締役は甲畑 智康(こうばた ともやす)氏が務め、所在地は〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4Fです。
本記事はリクエスト株式会社の発表をもとに作成しました。

ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



