三浦しをんの最新短編集 南から聞こえる歌 が11月18日発売へ 全6篇を収録
作家の三浦しをんによる最新の短編集『南から聞こえる歌』が、11月18日(水)に発売される。本作は共通したテーマのもと、10年あまりの歳月をかけて愛と世界の諸相を描いた全6篇の短編集となっている。
10年あまりの歳月をかけた全6篇の短編集
『舟を編む』『まほろ駅前多田便利軒』『風が強く吹いている』などの長篇のほか、『きみはポラリス』『天国旅行』『夜の恩寵』などの短篇集を手がけてきた三浦しをんによる最新作となる。それぞれ独立した内容でありながら、共通のテーマをもとに執筆された短篇が収められている。
収録作品と描かれる世界観
収録作には、異常気象が何年もつづき、もはや異常が平常と化した世界を描く「南へ」、新宿のタワマンで人気作家の妻の座におさまった「プロ彼女」が登場する「希望はいつも色がない」、大学生がクリスマスの夜に宅配ピザのバイト先で遭遇した出来事を描く「パーティはつづく」などがある。薄暗い世界や退屈極まりない暮らしの中、「日常の向こう側=異界」とつながることで起きる異変や、もたらされる救いや光りが描かれる。
著者コメント
著者の三浦しをんは、「日常のなかのちょっと不思議な瞬間、ひとときのきらめきなど、いろんな味つけの短編をご用意しました。気に入っていただけるものがありますように」とコメントしている。あわせて、登場人物たちの暮らしや来し方行く末、社会や世界情勢についても思いを馳せてもらえたら非常にうれしいとしている。
書籍データと著者プロフィール
書籍の概要および著者の経歴は以下の通り。
- タイトル:南から聞こえる歌
- 著者名:三浦しをん
- 発売日:11月18日(水)
- 造本:46判ハードカバー
- 定価:1950円(税込)
- ISBN:978-4-10-454109-6
- URL:https://www.shinchosha.co.jp/
著者プロフィール: 1976年東京生まれ。2000年に『格闘する者に○』でデビュー。2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞、15年『あの家に暮らす四人の女』出織田作之助賞、18年刊『ののはな通信』で島清恋愛文学賞と河合隼雄物語賞、19年『愛なき世界』で日本植物学会賞特別賞を受賞。『墨のゆらめき』『ゆびさきに魔法』など著書多数。
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