Dellows News

カリモク家具、Anthropic主催の展覧会に特別協賛 木工とAIの新作発表へ

愛知県知多郡東浦町に本社を置くカリモク家具株式会社(取締役社長:加藤 洋)は、2026年10月17日(土)から10月25日(日)まで東京・西麻布のKARIMOKU RESEARCH CENTERで開催される展覧会『Machines of Loving Grace(マシーンズ・オブ・ラヴィング・グレース)』に特別協賛する。本展はAnthropicが主催し、メディアアーティストの真鍋大度とデザインエンジニアの神山友輔による新作インスタレーションが公開される予定だ。いずれもカリモク家具の木工技術とともに制作された作品となる。

展覧会の背景と木工技術とAIの協働

展覧会名の『Machines of Loving Grace』は、Anthropic創業者兼CEOのダリオ・アモデイが2024年に発表したエッセイのタイトルに由来する。アモデイはその中で、AIが単なる効率化のツールにとどまらず、人間の営みに深く関わり、共に考え困難を乗り越えるパートナーとなり得るという展望を描いた。美術館とのカルチャーパートナーシップなど世界各地でアート・カルチャー分野の取り組みを重ねるAnthropicは、本展においてその展望を木工のものづくりの現場に置き換えて検証する。

カリモク家具は創業以来、機械技術と人の手を組み合わせる製造コンセプト「ハイテク&ハイタッチ」のもとで木を使ったものづくりを行ってきた。会場となるKARIMOKU RESEARCH CENTERは共創プロジェクト「KARIMOKU RESEARCH」の活動拠点であり、作家とともに作品をつくり上げる過程を通じて木工による加工や表現の可能性を探るとしている。

先端領域をひらくアーティストによる新作インスタレーション

本展は、テクノロジーを想いを巡らせ試行錯誤を共にするパートナーとして捉え、思考と物質が交錯する空間として構成される。

B1Fから1Fでは、人と機械の対話から生まれる新作が展示される。真鍋大度(Studio Daito Manabe / sonicPlanet / Rhizomatiks)の「Timber / Timbre」は、カリモク家具が1960年代にピアノの鍵盤やアクションの製造を手がけた歴史に着目し、「家具と楽器のあいだ」を探るインスタレーションだ。KARIMOKU RESEARCHと共同開発した木製筐体にモジュラーシンセサイザーを組み込み、その構成や組み合わせをClaudeとともに探索している。神山友輔(Spline Design Hub)の「Dance as Waves」は、木の温もりが息づく三体の構造体が光をともしたアームで大きな弧を描くキネティック・インスタレーションとなっている。

2Fでは、作品の制作プロセスとカリモク家具の技術アーカイブが展示され、来場者が問いに向き合う場として展開される。

展示概要

  • 会期:2026年10月17日(土)〜10月25日(日)
  • 時間:13:00 – 18:00
  • 入場料:無料
  • 会場:KARIMOKU RESEARCH CENTER(〒106-0031 東京都港区西麻布2-24-2)
  • アクセス:東京メトロ表参道駅 A5番出口より徒歩10分
  • 主催:Anthropic
  • 特別協賛:カリモク家具株式会社

カリモク家具の起源は、創業者の加藤正平が長年続く材木屋を引き継ぎ、愛知県刈谷市で小さな木工所を始めた1940年に遡る。様々な木製品の生産を経て、1960年代に入ると自社製の木製家具の販売を開始。「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて木材生産分野における土台を作りあげ、木製家具メーカーへと成長を遂げた。

本記事はカリモク家具株式会社の発表をもとに作成。

アクセスランキング

今日

1週間