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OpenStreetと広島電鉄、廿日市市でシェアサイクルの社会実験を26年10月開始へ

OpenStreet株式会社、広島県廿日市市、広島電鉄株式会社の3者は、廿日市市内における交通ネットワークの充実や公共交通の機能補完、観光振興、市民の日常的な移動手段の確保を図るため、「シェアサイクル事業の社会実験に関する協定」を締結した。

本協定に基づき、3者はシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を活用した社会実験を2026年10月1日より開始する。廿日市市内で合計7カ所のポートを新設し、合計11カ所のポートを展開する予定となっている。

廿日市市役所や広島電鉄の主要駅、宮島口周辺をはじめとする公共施設や駅、観光スポットなどにサイクルポートを順次設置し、地域の移動における有効性や課題を共同で検証していく方針だ。

官民連携による社会実験の背景と目的

世界遺産である厳島神社(宮島)を擁する観光都市であり、広島市のベッドタウンでもある廿日市市では、観光シーズンにおける周辺道路の交通渋滞や、主要交通結節点から公共施設・住宅街・観光スポットを繋ぐ二次交通の確保が課題となっていた。

今回の社会実験では、廿日市市が公有地等をポート用地として活用し、広島電鉄が公共交通ネットワークや地域特性に関する知見、駅・バス停周辺の用地を提供する。そこにOpenStreetのシェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」を導入することで、自家用車利用の抑制や観光客の回遊性向上、市民の日常的な移動利便性の向上を目指す。

実施期間は令和8年10月1日(木)~令和11年3月31日(土)までで、終了後については社会実験の状況や成果を踏まえ検討を重ねるとしている。

3者の役割分担

社会実験における各主体の主な役割分担は以下の通りとなる。

  • 廿日市市:社会実験全体の統括および進捗管理、サイクルポート用公有財産の確保、社会実験の実施に係る関係行政機関等との調整
  • 広島電鉄:広電宮島線やバス等との連携による交通施策の検討、ポート用公有財産以外のポート確保、社会実験の周知、広報
  • OpenStreet:シェアサイクルのアプリケーション、システム・機器類の提供、社会実験の運営全般(自転車・ポート維持管理、利用者対応)、ポート用公有財産以外のポート確保、利用者アンケート調査の実施、各種データの収集・整理・市への提供(個人識別情報を除く)

協定締結にあたり、廿日市市の松本 太郎市長は「都市拠点へのアクセス性の向上などを目的に、新たな移動手段としてのシェアサイクルの有効性や課題を検証してまいります」とコメントしている。また、広島電鉄の仮井 康裕代表取締役社長は「当社のアセットを活用し、公共交通を補完するラストワンマイルの移動手段を提供することで、沿線の価値向上、公共交通の利便性向上、ならびに環境負荷の低減に取り組んでまいります」とし、OpenStreetの工藤 智彰代表取締役社長CEOは「広島電鉄との強力な地域基盤・アセットと連携することで、地域の生活や観光に根差したラストワンマイルの移動インフラの構築を実現します」と述べている。

初回に新設されるポート名、所在地、駐輪可能台数は以下の通り。

  • 廿日市市役所(広島県廿日市市下平良一丁目1316番48外):4台
  • 総合健康福祉センター(あいプラザ)(広島県廿日市市新宮一丁目13番1号):4台
  • 廿日市市役所前駅①(広島県廿日市市新宮二丁目144番地1):4台
  • 廿日市市役所前駅②(広島県廿日市市新宮二丁目144番地1):6台
  • 広電廿日市駅(広島県廿日市市廿日市二丁目966番地21):4台
  • 宮内駅(広島県廿日市市串戸三丁目4823番地2):4台
  • 山陽女学園前駅(広島県廿日市市大東1051番地1):4台
  • JA広島病院前駅(広島県廿日市市地御前一丁目1007番地):4台

利用には「HELLO CYCLING」アプリのダウンロードと無料会員登録が必要となる。アプリ上でポートの検索、自転車の予約から決済までを行うことができ、全国の返却可能ポートで貸し出し・返却が可能となっている。

展開車種は電動アシスト自転車で、利用料金は以下の通り。車種やエリアによって料金が変更となる可能性がある。

  • シティサイクル:利用開始30分まで160円、以降15分ごとに160円、12時間まで2,500円
  • スポーツタイプ:利用開始15分ごとに160円、12時間まで3,000円

本記事はOpenStreet株式会社の発表をもとに作成。

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