Dellows News

OKIクロステック、出雲ファームの既存鶏舎に超軽量フレキシブル太陽光発電システム納入

OKIクロステック株式会社は、株式会社出雲ファームの既存鶏舎に超軽量フレキシブル太陽光発電システムを納入し、2026年9月から運用を開始しました。一般的な太陽光パネルに比べて軽量なモジュールと接着施工技術を採用することで、屋根の耐荷重制約や施工時の影響を抑え、これまで導入が難しかった既存鶏舎への設置を実現しています。発電した電力は自家消費され、養鶏場における電力コストと環境負荷の低減を図ります。

鶏舎特有の制約を克服する超軽量モジュールと接着施工

養鶏場では換気や給餌設備を常時稼働させるため電力消費量が大きく、コスト削減と脱炭素化の両立が課題となっています。しかし既存鶏舎への太陽光発電設備の設置には、屋根の耐荷重制限に加え、施工時の騒音や振動が鶏の飼育環境や産卵に影響を与える懸念があり、導入の障壁となっていました。

OKIクロステックは、一般的な太陽光パネルと比べて重量が5分の1以下となる超軽量フレキシブル太陽光モジュールを採用しました。屋根への負荷を抑える接着施工技術と、建物の条件に応じた設計・施工ノウハウを組み合わせることで、鶏の飼育・産卵環境への影響に配慮した導入を可能にしました。

年間発電量約49.2万kWhで電力使用量と排出量の約4分の1を削減見込み

今回納入された設備の容量は451kWで、年間発電量は約49.2万kWhを見込んでいます。これにより、年間約225トンのCO₂排出量削減効果が期待されています。

これらの数値は、出雲ファームの養鶏場における年間電力使用量およびCO₂排出量の約4分の1に相当します。発電した電力を施設内で自家消費することで、電力コスト削減と脱炭素化の推進を目指します。

出雲ファームによる導入評価と今後の展開

出雲ファームは導入について、穴開け施工が不要な接着施工による雨漏りリスク防止や静音施工による鶏への配慮に加え、鉛やイリジウムなどの有害金属を使用しないことによる廃棄コストの抑制、発火リスク低減が期待できる構造などを決め手として挙げています。

OKIクロステックは、設計から施工、保守までを一貫して担う力を活かし、工場や倉庫、畜舎など屋根の耐荷重や施工条件に制約がある施設へ再生可能エネルギー導入の支援を広げていく方針です。

株式会社出雲ファーム 会社概要

  • 本社:山口県山口市
  • 代表者:社長 中尾 哲也
  • 事業内容:採卵養鶏、鶏卵の加工・販売、発酵有機肥料の製造・販売
  • URL:https://www.izumo-farm.jp/

本記事はOKIクロステック株式会社の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間