WAN STYLE TOPOSが厚労大臣表彰の奨励賞を受賞 DXや人材育成を評価
沖縄県内で7拠点・8事業の介護事業を展開する株式会社WAN STYLEのデイサービス事業所「WAN STYLE TOPOS」が、厚生労働省の令和8年度「介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣表彰及び厚生労働大臣表彰」において厚生労働大臣表彰 奨励賞を受賞した。2026年9月29日(火)に沖縄県の県庁で授与式が行われ、表彰を受けた。送迎業務のDX化や独自の人材育成制度、介護のイメージ刷新に向けた取り組みが高く評価された。
送迎業務のDX化で業務時間を年間約132時間削減

WAN STYLE TOPOSでは、133名いる利用者への送迎計画を手作業で作成していたため、1日約60分の時間を要し、急な変更対応などが職員の負担となっていた。そこでAIがルートを自動作成する送迎管理システムを導入した。
この導入により、送迎計画づくりにかかる時間は1日60分から30分へと短縮され、年間約132時間の削減を実現した。未経験の職員が一人で送迎計画を作れるまでの期間も30日から3日へと短縮したほか、お迎え前に家族へかける電話は1日4件から0件となった。急な変更情報はスマホアプリとインカムで全車両に同時共有され、手書きの日報を廃止して浮いた時間は利用者との会話やケアの質の向上に充てられている。
18段階のキャリアパスとメンター制度で未経験者を育成

同事業所では、年功序列を排し、介護技術だけでなくあいさつや気配りなどの働きぶりを評価する18段階のキャリアパスを導入している。時給1,500円をベースとした処遇を設定し、沖縄県最低賃金1,023円(2026年8月時点)を上回る給与水準に加え、18ステップの評価制度を通じて日々の成長を給与に反映させている。
また、入職後3か月間は先輩職員が週20時間現場に同行するメンター制度を取り入れている。これらの取り組みにより、介護職員のうち異業種から転職してきた職員の割合は43%から70%へ(令和2年→令和7年)、平均年齢は40歳から32.3歳へ変化した。年次有給休暇の平均取得日数も1人あたり2日から5日(令和元年→令和7年)へと増加している。

施設内ではビリヤードや卓球、シミュレーションゴルフなど本格的なアクティビティを取り入れ、利用者が個性や特技を生かせる場を提供している。


職員の労働環境においては、オーダースーツの制服を採用し、ネイルや髪色を自由にするなど自分らしく働ける環境を整備した。一流の接客を体験する研修「ホンモノ見にいこうか」プロジェクトも実施している。地域との関わりでは、利用者と制作したフォトブースを近隣小学校の式典に贈る活動や、福祉関係者がつながるイベントなどを展開している。
株式会社WAN STYLE代表取締役の知花朋弥氏は「スタッフ自身が『こんなケアをしたい』『こんな場所をつくりたい』と思えることが、結果として利用者さんへのより良いサービスにつながると考えています」とコメントしている。

株式会社WAN STYLE 会社概要
- 会社名:株式会社WAN STYLE
- 代表取締役:知花朋弥
- 設立:2018年
- 所在地:沖縄県沖縄市与儀一丁目2番23号
- 事業内容:沖縄県内で7拠点・8事業の介護事業を展開(WAN STYLE TOPOS、WAN STYLE COLORER(クロレ)、WAN STYLE GYM ほか)
- HP:https://www.wan-style.okinawa/
本記事は株式会社WAN STYLEの発表をもとに作成しました。
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