パーソルビジネスプロセスデザイン、AI向けデータ基盤支援の3サービスを提供開始
パーソルグループのパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:市村 和幸)は、AIやAIエージェントが安全に業務データを利用できるデータ基盤の整備・運用を包括的に支援する3つのサービスの提供を開始します。提供されるのは「AI-Ready(※1)データ基盤構築・運用サービス」「データ基盤コスト最適化サービス」「モダナイゼーション/運用高度化サービス」です。企業が抱えるデータの偏在やガバナンス不足、コスト増大といった課題を解決し、AIの安全かつ継続的な活用環境の実現と業務効率化を支援します。
提供開始の背景にある企業の課題
生成AIやRAG(検索拡張生成)、AIエージェント、自然言語BIなどの活用が広がる一方、多くの企業では社内データの整理不足により、AI活用がPoC(概念実証)にとどまり本番運用に至らない事例が少なくありません。
具体的な課題として、部署ごとの情報・指標定義の相違やAI利用範囲・権限の不明瞭さ、データ保存・分析やAI利用料などのコスト増加に伴う費用の発生要因や利用者の不透明さ、不要な処理や未利用資産の放置が挙げられています。さらに、長年の運用によるデータ基盤の属人化や技術的負債の蓄積により、従来型の基盤では新たなAI活用ニーズへの柔軟な対応が難しくなっている背景があります。
提供される3つのサービスと特長
本サービス群は、データ品質・権限管理・ガバナンス整備から、AIエージェントやRAGの運用支援までを一貫して提供するものです。
- AI-Readyデータ基盤構築・運用サービス
AIが参照するデータの品質不足や定義のばらつきに対し、AIが安全かつ正確に利用できるデータ環境の構築・運用を支援します。人が分析するためのデータ活用にとどまらず、AIが活用できる状態の維持に重点を置き、AIの回答品質向上やガバナンス強化、部門間で異なるデータや指標の解釈の統一を図ります。
- データ基盤コスト最適化サービス
データ基盤全体の利用状況やコストを可視化し、高コストな処理や未利用資産、不要なデータ処理を特定して、削減施策の提案から実行、継続的な運用改善までを支援します。DWH(※2)・ETL(※3)・BI・生成AIに特化した「Data FinOps(※4)」を提供し、コストを発生させているデータや処理、部門・利用者を可視化します。
- モダナイゼーション/運用高度化サービス
老朽化したデータ基盤や属人的な運用体制、障害対応や保守業務の負荷増加に対し、データ基盤の再設計と運用改善を支援します。現状分析から運用体制の整備まで一貫して対応し、既存資産を活用しながら基盤刷新を進め、属人化の解消や運用品質の向上、障害対応の効率化を目指します。
※1 AI-Ready:AIやAIエージェントが正確かつ安全に業務データを活用できるよう、データ品質・指標定義・権限管理・運用体制などが整備された状態 ※2 DWH:データウェアハウス(企業内の複数システムから大量のデータを時系列で蓄積するデータベースの一種) ※3 ETL:異なるシステム間のデータを統合し、利用しやすい形に加工して、目的のデータベースやデータ基盤へ格納する一連の処理 ※4 Data FinOps:IT部門(エンジニア)、財務・経理部門、事業部門が一体となって、クラウドコストの最適化を目指すこと
サービス詳細URL:https://zeroka.jp/service/ai-ready-dataops
Microsoft 365環境における情報整理にも対応
近年、Microsoft CopilotやCopilot Studio、Power PlatformなどAIエージェント開発の取り組みが広がる一方で、必要な情報が見つからない、最新文書が不明である、アクセス権限が適切に管理されていないといった課題が生じています。本サービス群ではデータ基盤に加えて、Microsoft 365環境に蓄積された情報や文書の整理・管理も支援します。
同社は今後も各サービスの連携を強化し、企業が保有するデータを安全かつ有効に活用できる環境を整えることで、顧客組織の生産性向上、データ活用人材の成長機会の創出、テクノロジーの社会実装の推進に貢献していくとしています。
- 本社:東京都港区
- 代表取締役社長:市村 和幸
- 公式サイト:https://www.persol-bd.co.jp/
本記事はパーソルビジネスプロセスデザイン株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



