ツキノワグローバルパートナーズ、インドネシア人向け運転免許学習教材を提供開始
滋賀県大津市の指定自動車教習所を運営する株式会社瀬田月輪自動車教習所のグループ会社である株式会社ツキノワグローバルパートナーズは、日本で普通自動車運転免許の取得を目指すインドネシア人向けに「日本の運転免許e-Learning」の提供を開始しました。自動車運送業分野での外国人材支援に取り組む登録支援機関や、受け入れを行う自動車教習所などでの活用を想定しています。現役の教習指導員が監修を行い、渡日前から日本の交通ルールを学べる環境を整えます。
背景にある限られた準備期間と学科理解の課題

自動車運送業分野で特定技能1号のトラックドライバーを目指す外国人には、日本の運転免許取得などの準備を行うための在留資格「特定活動(特定自動車運送業準備活動)」が設けられています。この在留資格の期間は6カ月で更新ができないため、期間内に免許を取得できなければ帰国となる可能性があります。
株式会社瀬田月輪自動車教習所では、これまで特定技能ドライバーを目指すインドネシア人6名の普通自動車免許取得を支援してきました。その教習現場において、技能教習は比較的スムーズに進む一方で、日本独自の交通ルールや試験の問題表現への理解に時間がかかり、学科試験を複数回受験する事例が見られました。そのため、来日前の段階から母国語で日本の交通ルールを学べる環境の整備が求められていました。

指導員監修のインドネシア語字幕動画と1,430問の試験対策

提供される教材コンテンツは、株式会社瀬田月輪自動車教習所の現役指導員による監修のもと、外国人教習の実績をもとに株式会社ツキノワグローバルパートナーズが企画・制作しました。学習管理基盤にはlearningBOXが採用されています。

動画教材は第1段階12項目、第2段階8項目の合計20項目で構成され、1本あたり約10分前後にまとめられています。音声は日本語で、すべての動画にインドネシア語字幕が付けられており、日本語の交通用語に触れながら母国語で内容を確認できます。なお、本教材は指定自動車教習所における法定の学科教習を代替するものではありません。
学科試験対策として、仮免許学科試験対策500問、本免許学科試験対策900問、イラスト問題30問の合計1,430問を収録しています。回答後に解説を確認して復習できるほか、登録支援機関や教習所などの管理者が受講者の学習進捗や成績を把握し、学習を促すことも可能です。
外免切替と教習所での新規取得の双方に対応
本サービスは、インドネシアで取得した免許を日本の免許へ切り替える「外国免許切替(外免切替)」の事前学習や知識確認として活用できるほか、日本の指定自動車教習所で新たに普通自動車免許を取得する際の予習・復習や学科試験対策としても利用できます。
株式会社瀬田月輪自動車教習所では、本教材を活用した受講者が仮免許および本免許の学科試験に初回で合格した事例もあるとしています。単なる試験合格にとどまらず、言語の壁を取り除いて交通ルールを正しく理解し、免許取得後に日本の道路で安全に運転できるドライバーの育成を目指すとしています。
- サービス名:インドネシア人の方向け「日本の運転免許e-Learning」
- ホームページ:https://tsukinowa-ds.learningbox.online/
- 主な対象:自動車運送業分野の外国人材を支援する登録支援機関、インドネシア人の方を受け入れる教習所等、日本の普通自動車運転免許取得を目指すインドネシア人の方、外国免許切替を目指すインドネシア人の方
- 主な内容:現役教習指導員による交通ルール解説動画(20項目・日本語音声・全動画インドネシア語字幕)、学科試験対策問題1,430問、苦手分野の分析、学習履歴・成績確認、管理者による学習進捗・成績確認、スマートフォン対応
- 利用期間:1アカウントにつき6カ月間
- 学習管理基盤:learningBOX
- 提供・契約主体:株式会社ツキノワグローバルパートナーズ
- 企画・制作:株式会社ツキノワグローバルパートナーズ
- 教材監修:株式会社瀬田月輪自動車教習所

本記事は株式会社瀬田月輪自動車教習所の発表をもとに作成されています。
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