カインズ、需要予測や補充業務の高度化に向けRELEXのシステムを導入
ホームセンターを展開する株式会社カインズは、全国の店舗および物流センター(DC)における需要予測・補充業務を高度化するため、RELEX ソリューションズの導入を決定しました。店舗単位の需要をサプライチェーン上流の発注意思決定へと連動させる狙いです。
需要予測と在庫管理における従来の課題
カインズは全国で270店舗以上、23カ所の物流センターを展開し、DIY用品、日用品、インテリア、園芸用品、ペット用品、建築資材など約8万SKUの商品を取り扱っています。売上の約30%を占めるプライベートブランド商品の開発にも注力しています。
同社では自社開発の需要予測・発注システムの改善を重ねてきましたが、在庫水準を基準とした発注が中心となっており、需要変動を先回りして捉えることが困難でした。特に調達リードタイムの長いプライベートブランド商品においては適正在庫の維持が難しく、将来の需要予測よりも現在庫を重視した発注が欠品や過剰在庫を招く一因となっていました。また、発注数量の算出や調整に多くの手作業を要したほか、本部の計画と店舗単位の需要に差異が生じ、全社連携の意思決定が難しいという課題も抱えていました。
全商品カテゴリーを対象とした発注業務の自動化
今回の導入により、低回転商品や季節変動の大きい商品を含む全商品カテゴリーを対象として、店舗×SKU単位で需要を予測します。その結果に基づいて店舗の補充発注を高度化し、予測結果を物流センターにおける上流の発注計画にも連動させるとともに、物流キャパシティなどの制約条件を加味して発注量を算出します。
これにより、店舗と物流センターを横断した在庫・補充計画を統合し、サプライチェーン全体の意思決定を高度化します。さらに発注量の算出や日々の定型的な調整業務を自動化することで従業員の手作業を削減し、戦略的な計画立案などの付加価値の高い業務に注力できる環境を整えます。
関係者のコメント
株式会社カインズ 執行役員 商品業務本部長の宮本 武志 氏は、全社を横断した計画策定と意思決定のあり方を強化する重要性に触れ、協業を通じて顧客ニーズに的確に対応できる環境を構築し、価値を継続提供していきたいとしています。
RELEXソリューションズ 日本カントリーマネージャーの福沢 勇貴は、「豊富なプライベートブランド商品を含む膨大なSKUの商品を管理するには、需要予測や在庫管理において複雑な課題が伴います」と述べ、サプライチェーン全体における在庫・発注意思決定の高度化を支援していく方針を示しています。
関連企業概要
株式会社カインズ
- 本部:埼玉県本庄市
- 代表者:代表取締役社長 CEO:高家 正行
- 店舗数:29都道府県下に278店舗
- 公式サイト:https://www.cainz.co.jp/
RELEXソリューションズ
- 事業内容:統合サプライチェーン計画および最適化に特化したソフトウェアの提供
- 詳細URL:relexsolutions.com/jp/
本記事はRELEXソリューションズの発表をもとに作成しました。
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