Sotas化学調査がCMPアプリケーション認証を取得 スタートアップとして初
Sotas株式会社が提供する化学物質管理業務クラウドサービス「Sotas化学調査」が、CMPコンソーシアムによるCMPアプリケーション認証を取得した。今回の認証はCMPアプリケーションとして2例目となり、スタートアップ企業としては初の取得となる。同サービスはCMPとの連携を通じて、サプライチェーンをまたいだ化学物質情報の円滑な連携を支援する。
認証取得の背景とこれまでの取り組み
製品含有化学物質に関する情報はサプライチェーンを通じて多くの企業間で受け渡されているが、企業ごとの個別対応やファイルの授受、規制変更に伴う再調査など、情報の収集や確認、伝達における業務負荷が課題となっている。
Sotas株式会社はこれまで「Sotas化学調査」の開発・提供を通じ、法規制情報に基づく該非判定やSDSの管理・作成、chemSHERPAへの対応、文書の依頼・配布といった機能拡充を行ってきた。こうした知見をサプライチェーン全体での情報連携へと広げるため、同社は2025年7月よりCMP連携に向けた開発・実証を開始し、運用フローの検証などを進めた結果、今回の認証取得に至った。なお、このアプリケーションはNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の補助事業を活用して構築されている。
CMPの概要と情報連携の仕組み
CMP(Chemical and circular Management Platform)は、製品含有化学物質や資源循環に関する情報をサプライチェーン全体でデジタルに連携するための情報流通プラットフォームである。企業間で個別にやり取りされてきた情報を共通の仕組みを通じて円滑に伝達し、情報授受に伴う業務負荷の軽減や適切な情報管理を目指している。
企業が日常的に利用する業務システムやアプリケーションとCMP基盤を連携させることで、既存の業務フローを生かしながら企業間で情報をやり取りできる仕組みの構築が進められている。
今回の認証取得により、「Sotas化学調査」はCMPと連携し、サプライチェーン上の企業間で製品含有化学物質情報をやり取りできるCMP対応アプリケーションとして利用可能となる。企業は取引先への調査依頼や回答の受領、製品含有化学物質情報の管理・確認を行いながら、CMPを介して必要な情報を次の企業へ伝達できるようになる。
現在「Sotas化学調査」のCMP対応範囲は化学品からFAまでとなっているが、今後さらに対応範囲を拡張し、2027年春を目途に化学品から成形品までの情報連携に対応する予定としている。
Sotas株式会社について
- 会社名:Sotas株式会社
- 代表者:代表取締役社長 吉元 裕樹
- 所在地:(本社)東京都中央区八丁堀2-14-1 八重洲通ビル7階、(浜松支社)静岡県浜松市中央区鍛冶町100-1 ザザシティ浜松中央館B1F
- 設立:2022年3月
- 事業概要:化学産業のサプライチェーンにおける化学調査を簡便化する「Sotas化学調査」化学産業データベース「Sotasデータベース」化学品マーケットプレイス「Sotas ChemMart」の開発・提供
- WebSite:https://sotas.co.jp/
本記事はSotas株式会社の発表をもとに作成。
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