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BYULBIT、複数書類を一括データ化する書類まるごとCSVを先行公開

BYULBIT合同会社は、PC上のフォルダに保存された複数の書類から必要な項目をまとめて読み取り、確認や修正を行ってCSV形式で書き出せるWindowsアプリ「書類まるごとCSV」の先行公開を開始した。

同アプリは、外部開発者との実証プロジェクトから生まれたツールをベースに、APIやプログラミングの知識がない一般ユーザー向けに改良・製品化したものだ。アプリ自体の利用料は無料で、OCR機能も毎月100ページまでクレジットカード登録や月額契約なしで利用できる。

書類まるごとCSVは、書類を1枚ずつ開いて転記する作業を削減するため、処理の単位をフォルダ単位に設定している。利用者は対象フォルダを選択して読み取りを実行し、必要な箇所の確認・修正を経てCSVへ書き出すという4段階の操作で作業を完了できる。

対象ファイルはPDFや一般的な画像ファイルに加え、スマートフォンで撮影された傾きや背景の写り込みがある書類にも対応する。また、読み取り処理時にOCR API「space ocr」へ画像が一時送信されるものの、処理画像や抽出結果をデータベースに保存・蓄積しない仕様となっており、外部サービスへのデータ保管を避けたい書類でも扱いやすい構成としている。

柔軟な項目設定と効率的な確認機能を搭載

本アプリは特定の帳票に限定せず、請求書、納品書、注文書、点検票、作業報告書、申込書など、業務に応じた項目の設定が可能だ。

OCRの読み取り誤りを人が確認する工程を効率化するため、読み取り文字と抽出値の不一致や候補の重複、指定形式との不整合などが発生した箇所を画面上で識別表示する機能を備える。確認が必要なセルを選ぶと、画面右側に表示された書類原本の読み取り位置が枠で示され、確認箇所の探索にかかる負担を軽減する。

外部開発者との実証実験から一般向け製品へ再設計

製品の原型は、同社が実施した「外部開発者5名によるspace ocr業務アプリ実証」において、62件の応募の中からBlue Basket氏が約138時間をかけて制作した「書類フォルダの一括CSV変換」である。実証段階で実装されていた一括読み取りや原本上の位置確認といった仕組みを活かしつつ、画面構成や確認・修正操作、認証、料金体系、Windowsアプリとしての配布導線などを一般向けに再設計した。

BYULBIT合同会社の代表社員であるファンヨンハ氏は、開発者向けAPIの提供だけでは見えなかった課題を踏まえ、PCとフォルダ環境のまますぐに始められる道具として提供したい旨を述べている。

  • 提供元:BYULBIT合同会社
  • 対応OS:Windows 10 / Windows 11
  • 対象ファイル:PDF、画像ファイル、スマートフォンで撮影した書類など
  • 主な機能:フォルダ単位の一括読み取り、読み取り項目の設定、複数書類の一覧表示、確認が必要な項目の表示、原本上の読み取り位置確認、読み取り結果の修正、CSV出力
  • 利用料金:アプリ本体は無料(毎月100ページまでOCR読み取り無料、超過後は1ページ10円、無料枠利用時のクレジットカード登録不要)

本記事はBYULBIT合同会社の発表をもとに作成

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