次世代アクションスポーツ賞、パリ五輪メダリストら受賞

一般社団法人日本アクションスポーツ連盟(JASA)は、2024年9月21日に開催された世界最高峰のアクションスポーツ国際大会「X Games Chiba 2024」にて、『JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2024 NEXT GENERATION』の授賞式を行った。このアワードは、サーフィン、スケートボード、スノーボードの分野で活躍し、発展に貢献したライダーを表彰するものだ。

サーフィン部門では、男子は小野里弦(17歳)、女子は池田美来(16歳)が受賞。小野里は今年のジュニアオープンサーフィン選手権大会 U18で2連覇を達成し、池田は最年少でJPSAプロ資格を獲得するなど、両選手ともに国内外で目覚ましい活躍を見せている。

スケートボード部門の男子は、パリ五輪日本代表としても活躍した小野寺吟雲(14歳)が受賞。女子は、世界選手権ドバイで優勝し、パリ五輪で銀メダルを獲得した赤間凛音(15歳)が選ばれた。両選手とも若くして世界的な注目を集めている。

スノーボード部門では、男子は山田琉聖(18歳)、女子は深田茉莉(16歳)が受賞。山田は全日本スノーボード選手権ハーフパイプで優勝し、ユースオリンピックでも銅メダルを獲得。深田はWINTER GAMES NZのスロープスタイルで優勝するなど、独創的なスタイルと高難度のトリックで世界から注目されている。

受賞者の選考は、12歳以上20歳未満の男女を対象に、世界選手権が開催される競技やオリンピック競技の選手、各ジャンルで目覚ましい活躍をしたライダーから選出された。

JASAは、日本におけるアクションスポーツの普及と文化の向上を目的に、2012年10月に設立された団体だ。今回のアワードを通じて、次世代を担う若手ライダーの活躍に注目が集まることが期待される。