ASICIが東京でイベリコハムの体験イベントや専門研修を実施
イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)は、欧州連合(EU)の支援のもと、「Awaken Your Ibérico Sense」キャンペーンの取り組みを東京で実施しました。

プログラムでは、日本のメディアを対象とした体験型イベントに加え、シェフや料理人、飲食店経営者などの食の専門家を対象とする3日間の研修が行われました。イベリコハムの品質や食品安全、トレーサビリティ、伝統、料理への汎用性に焦点を当て、その価値を発信しています。
拡大を続ける日本市場への輸出動向
日本は、イベリコハムを含むヨーロッパ産生ハム・ショルダーハムの輸出先としてアジア有数の市場となっています。ICEX-ESTACOMによると、2025年の対日輸出額は2,186万ユーロに達し、2021年から2025年までの累計成長率は194.19%を記録して市場規模は約3倍に拡大しました。

ヨーロッパ産生ハム・ショルダーハム全体の2025年の輸出額は7億5,057万ユーロで、前年比3.94%増、2019年比64.01%増となりました。そのうちアジア向け輸出額は6,150万ユーロで全体の8.19%を占めており、同地域が存在感を高めています。



9月14日には、東京都千代田区の「fabbit会議室 丸の内」でメディア向けイベントが開催されました。会場では、原産地や伝統、品質、最長6年を要する製造工程、原木ごとに追跡できる管理・トレーサビリティ体制などが紹介されました。
イベントにはASICIゼネラルマネージャーのヘスス・ペレス・アギラル氏のほか、駐日スペイン大使館のミゲル・ゴメス・デ・アランダ・イ・ビジェン公使参事官、ゴンサロ・ラモス・プイグ経済商務参事官が出席しました。また、マスター・ハムカッターのロベルト・ゴンサレス氏によるカッティング実演や、ガイド付きテイスティングも行われました。

129名が参加した食の専門家向け研修

専門技術の普及を目的とした研修は、料理専門誌「料理王国」と連携する料理王国アカデミー(CUISINE KINGDOM ACADEMY)の協力のもと、9月15日、16日、17日にヒルトン東京で開催されました。

研修にはシェフや料理人、飲食店経営者、学生など計129名が参加しました。座学に加え、原木の準備から部位ごとの活用法、カッティングの実技などを学びました。研修初日には駐日スペイン大使館経済商務部のアルトゥーロ・ランス・ガルシア商務アタッシェが出席し、参加者への修了証授与式が行われました。

- 設立:1992年(1999年にスペイン農業・漁業・食料省から農産食品分野の業種間団体として正式認定)
- 組織形態:畜産事業者と加工・流通事業者で構成される非営利団体
- Awaken Your Ibérico Sense公式サイト:https://ibericosense.jp/
- イベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)公式サイト:https://iberico.com/
本記事はイベリコ豚インタープロフェッショナル協会(ASICI)の発表をもとに作成しました。
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