テラスカイ、AI開発プラットフォームBLADE SAYAを2026年11月提供開始へ
株式会社テラスカイは、顧客企業のSalesforce開発を支援するAI駆動開発プラットフォーム「BLADE SAYA(読み方:ブレード サヤ)」を2026年11月より提供開始します。同社が培ってきた8,000件超のSalesforce開発ノウハウやベストプラクティスを、AIを活用して再現・実践できる環境を整えます。専用プロンプトを組み込んだAgentにより、設計やテスト、保守運用などの各プロセスの品質を担保し、Salesforceの開発力を強化する狙いです。
提供開始の背景
企業でSalesforceの活用領域が拡大し自社開発が進む一方、開発現場では終盤の認識齟齬や考慮漏れによる手戻り、ノウハウの属人化による品質や対応力のばらつきが課題となっています。
テラスカイは2026年6月より、独自のノウハウとAIを融合させたAI駆動開発モデル「BLADE」の運用を開始し、手戻りを抑えつつ開発を行ってきました。このBLADEで活用されている開発ノウハウや知見を顧客企業でも利用できるようにするため、今回の「BLADE SAYA」を提供するとしています。
手戻り削減と品質維持を図る3つの特長
BLADE SAYAの導入により、手戻りリスクの削減や開発品質の向上が図られます。
ビジネス目的を明確化して業務要件からユーザーストーリーや受入条件を整理することで、実装前のゴール定義を行い、開発終盤の認識の不一致や致命的な手戻りリスクを削減します。また、顧客環境のSalesforce設定情報や設計書、業務フローなどを参照し、ベストプラクティスや制限に対応することで、担当者の経験による品質のばらつきを排除してプロジェクト全体の開発水準を維持します。
さらに、要件定義からテストまでをつなぐトレーサビリティを確保し、機能や項目の背景・目的を追跡可能にすることで、仕様変更やバージョンアップ時の改修影響範囲を可視化し、不具合リスクを未然に防ぎます。
各開発工程に対応する主なAgent機能

BLADE SAYAは要件定義からテスト・保守に至る各フェーズに対応したAgentを備えています。生成された設計ドキュメントは、各社の開発環境やAIコーディング環境で活用でき、テラスカイによるコーディングや伴走支援にも対応します。
- 機能要件一覧作成Agent:業務資料を解析し、標準機能と個別開発(アドオン)の最適な切り分けや制限事項を考慮した要件一覧のドラフトを生成
- 基本設計書作成・レビューAgent:Mermaid図を含む基本設計書のベース作成に加え、Salesforceの制約や考慮漏れを自動監査して指摘
- 詳細設計書作成Agent:Apexトリガ(バルク処理・再帰防止)、Apexバッチ(ガバナ制限回避)、LWC、各種フローなど、Salesforce特有の実装スタイルに即した詳細設計書を生成
- 結合テストシナリオ作成Agent:一連の業務プロセスに沿って、システム間や機能間の連携を検証する整合性の高いテストシナリオを作成
- 影響分析Agent:既存の設計書等を横断解析し、仕様変更やバージョンアップ時の影響範囲とリスクを提示
テラスカイは今後、Salesforceの自社開発を推進する顧客企業へBLADE SAYAを順次展開し、すべての開発チームが自走して成果を生み出せる環境づくりを支援するとしています。
株式会社テラスカイの概要
- 所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル16階
- 設立:2006年3月
- 資本金:12億5,689万円(2026年2月末時点)
- 代表者:代表取締役CEO 社長執行役員 佐藤 秀哉
- 証券コード:3915(東証プライム)
- URL:https://www.terrasky.co.jp/
- サービス詳細URL:https://www.terrasky.co.jp/blade_saya/index.php
本記事は株式会社テラスカイの発表をもとに作成されています。
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