ドラッグストアー・カミヤが健康支援ツール試験導入 とよはし共創ラボ初事例
愛知県豊橋市のオンラインマッチングプラットフォーム「とよはし共創ラボ」を通じて、有限会社ドラッグストアー・カミヤとスタートアップ企業の株式会社サウンド&ヴィジョンテクノロジーズが、調剤薬局の店頭を利用した健康支援ツールの試験的導入を開始しました。企業同士のマッチングによって試験的導入に至ったのは、同プラットフォームの開設以来、初めての事例となります。
店頭カウンターで音声や顔画像から状態を測定
導入された機器は、75ミリメートルの立方体ツール「Care Cube」と「Care Cubeバイタル」の2種類で、2026年7月から神谷調剤薬局の店舗内カウンターに設置されています。
「Care Cube」は、3秒間機械に話しかけることで、会話音声からストレス状態やメンタルヘルスの変化をグラフで可視化する健康支援ツールです。意識的にコントロールできない声帯の微細な振動をAIで解析し、主観に左右されにくい指標として心の状態を測定します。一方の「Care Cubeバイタル」は、8秒間カメラに顔を向けることで、画像解析を通じて心拍数・血圧・血中酸素などのバイタルデータを測定できる非接触型の健康支援ツールとなっています。

地域住民への健康支援と拠点の利便性がマッチングの契機に
豊橋市に本社を置く有限会社ドラッグストアー・カミヤは、「半分薬局、半分〇〇」をコンセプトに掲げ、従来の薬局の役割にとらわれない新規事業に取り組んでいます。地域住民の健康支援を進める中で、薬局を活用した新たなサービスを検討していたことから、今回の共創につながりました。
東京都港区に本社を置き、2024年9月に設立された株式会社サウンド&ヴィジョンテクノロジーズは、サービスの体験機会を模索する中で「とよはし共創ラボ」の存在を把握しました。東京と大阪の間に仕事場を設けたいという意向と新幹線が停車する豊橋駅の環境が合致したことや、社員に豊橋市在住者がいたことがマッチング申請の契機になったとしています。
「とよはし共創ラボ」は、市内企業の新規事業創出と業務課題の解決を後押しするため、全国のスタートアップ等との共創機会創出を目指すオンラインマッチングプラットフォームです。令和7年12月のサイト開設以降、スタートアップ企業からは56件の提案が寄せられ、そのうち25件が面談に進み、18件が実現に向けた段階へ進んでいます。
本事業の概要および問い合わせ先は以下の通りです。
- プラットフォーム名称:とよはし共創ラボ
- ホームページ:https://toyohashi-co-creation-lab.jp/
- 運営事務局:MUSASHi Innovation Lab CLUE
- 所在地:〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通一丁目135番地 COCOLA AVENUE 3F
本記事は豊橋市の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



