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イーレックスの調査 生成AI利用者の61.5%がついなんとなく質問

イーレックス株式会社は、9月24日「再エネの日」を前に、20歳〜69歳の男女を対象に実施した「生活者のエネルギー意識調査2026」の結果を発表した。日常生活に浸透する生成AIの利用実態や電力消費への意識、今後のエネルギーに対する生活者の考えを調べている。調査によると、生成AI利用者の61.5%が必ずしも聞く必要がない内容を「つい、なんとなく質問」した経験があると回答した。

生成AIへの「なんとなく質問」が6割超 年間電力消費量は約15.2GWhと推計

調査対象の1万人のうち64.2%が生成AIを利用しており、利用頻度は「ほぼ毎日」が17.8%となった。生成AI利用者のうち、必ずしも生成AIに聞く必要はなかったものの「つい、なんとなく質問」した経験がある人は61.5%に上り、年代別では20代が74.2%、30代が67.3%と若い世代に多く見られた。

調査結果と公開データに基づく試算では、日本の20歳〜69歳による生成AIへの文章での質問回数は年間約635億回(1人あたり年間約848回)に達する。テキストでの回答1回あたりの電力消費量を0.24Whとして推計すると、年間電力消費量は約15.2GWhとなり、これは一般家庭約142万世帯の1日分に相当する。

電力需要増に約7割が不安も「AI利用を控えたい」は12.3%

生成AIの利用によりデータセンターなどで電力が大量に使われることについて、78.1%が「知らない、気にかけていない」と回答した。一方で、AIやデータセンターの普及に伴い日本の電力需要が増加することに対しては、全体の67.0%、生成AI利用者の69.6%が「不安を感じる」と答えている。

具体的な不安の内容としては、「電気料金が上昇すること」(58.1%)や「必要な電力を十分に確保できなくなること」(49.7%)、「自然環境や地域環境への負担が増えること」(38.1%)などが挙げられた。しかし、電力需要の増加を踏まえて今後の利用意向を尋ねたところ、生成AI利用者のうち「AI利用を控えたい」と答えた人は12.3%にとどまり、「利用したい」と答えた人は45.4%となった。

増やすべき発電方法は再生可能エネルギーが最多 理解度は約5割

電力需要が増加した場合に増やしたい発電方法については、「再生可能エネルギー」が54.2%で最多となった。AIやデータセンターで使用する電力に再生可能エネルギーを活用することについて、全体の56.8%、AI利用者の67.4%が「重要」と回答している。

一方で、再生可能エネルギーの仕組みや特徴に対する理解度は、「人に説明できる程度理解している」(3.4%)、「ある程度理解している」(12.9%)、「なんとなく理解している」(33.1%)を合わせて49.4%となり、関心度は35.4%にとどまった。再生可能エネルギーを有効に活用するために重要だと思う取り組みでは、「蓄電池を増やし、余った電気を貯めて必要なときに使えるようにする」(30.0%)が最も高い割合を示した。

東京都中央区に本社を置き、代表取締役社長を本名 均が務めるイーレックス株式会社は、電力小売・トレーディングやバイオマス燃料・発電のほか、蓄電池やアグリゲーション事業を展開している。発電量の調整が可能なバイオマス発電に加え、系統用蓄電池や再エネ併設型蓄電池の開発を進め、AI社会を支える電力供給に取り組んでいるとしている。

調査の概要は以下の通り。

  • 実施時期:2026年8月31日(月)~9月2日(水)
  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査対象:全国の20歳〜69歳の男女(図6・図7は10,000人、それ以外は1,000人。ともに人口構成比に基づき割付して回収)
  • 調査委託先:楽天インサイト

本記事はイーレックス株式会社の発表をもとに作成。

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