中部国際空港、約30店舗で食の多様性に対応した100種類以上の商品を提供へ
愛知県常滑市の中部国際空港株式会社は、空港内の約30店舗において、ベジタリアン、ヴィーガン、ムスリム、ハラル対応など「食の多様性」に対応した100種類以上の商品を提供する。国際スポーツ大会の開催を契機に、多様な国籍や文化的背景を持つ利用客が快適に過ごせる環境整備を進めてきた。開港以来初めて、空港会社が空港内店舗および空港島内ホテルを対象に専門家によるセミナーや個別相談、メニュー開発支援などを実施した。


専門家と連携した約7か月のメニュー開発


本取り組みは、2026年2月に開催された「食の多様性」対応セミナー・試食会をキックオフとして開始された。キックオフイベントには空港内71店舗のうち62店舗、約90名の店舗関係者が参加し、食材や調味料メーカーとの意見交換などを実施した。




イベントをきっかけに、空港内の飲食店・食物販店と専門家が連携し、約7か月にわたり使用食材や調理方法、店舗での提供方法についての検討が進められた。なお、ベジタリアン・ヴィーガン監修はNPO法人ベジプロジェクトジャパン、ムスリム・ハラル監修は一般社団法人ハラル・ジャパン協会が担当している。


開発にあたっては、豚肉の代わりに大豆ミートを使用したり、アルコールを含まない調味料を用いたりするなど、各店舗が看板商品や強みを活かした工夫を行った。「世界の山ちゃん」などの「名古屋めし」を提供する店舗でも対応が進んだほか、ういろうやえびせんべいなどの名古屋土産についても対応商品が取り揃えられ、軽食・土産品から本格的な飲食メニューまで幅広いラインナップが整えられた。
参加店舗からは名古屋市内周辺の店舗などへの展開を視野に入れる声も上がっており、中部地域への広がりの可能性も見せている。
主な対応商品と土産品の一例
提供される商品の一例は以下の通りである。
- 世界の山ちゃん:カリフラワーチューリップ 880円(税込)(ベジタリアン・ヴィーガン対応)
- 宮きしめん:志の田きしめん 980円(税込)(ベジタリアン・ヴィーガン・ムスリム対応)
- 名古屋鯱ひげ セントレア店:鉄板ナポリタン 1,408円(税込)(ムスリム対応)
- ダイナゴン:ふわっとなごん(5個入り) 918円(税込)/(8個入り) 1,468円(税込)(ベジタリアン対応、中部国際空港限定)
- 大須ういろ:ひと口ういろ(10個入り) 1,296円(税込)(ムスリム対応)
中部国際空港株式会社で食の多様性を担当する西川 翔太氏は、関係者が一丸となって取り組んだ結果として約30店舗で100種類を超えるラインナップが実現したとし、プロジェクトを機に地域の魅力を発信していきたいとしている。
中部国際空港株式会社 会社概要
- 会社名:中部国際空港株式会社CENTRAL JAPAN INTERNATIONAL AIRPORT COMPANY , LIMITED
- 所在地:愛知県常滑市セントレア一丁目1番地
- 設立:1998年5月1日(1998年7月1日 中部国際空港の事業主体として国の指定会社となる)
- 代表:代表取締役社長 籠橋 寛典(かごはし ひろのり)
- 従業員数:293名 役員(常勤)含む ※2026年4月1日現在
- 会社WEB:https://www.centrair.jp/corporate/
本記事は中部国際空港株式会社の発表をもとに作成。
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