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子ども用使い捨て白衣は7〜10月に集中 1注文の平均枚数も増加 THS調査

医療用白衣・スクラブ通販サイト「THS-白衣NET」を運営する株式会社ティーエッチエスは、2026年9月15日、自社の購入明細をもとにした子ども用使い捨て白衣の需要動向調査の結果を公表しました。2023年9月14日から2026年9月13日までの3年間において、購入枚数の75.4%から87.1%が7月から10月までの4か月に集中していることが明らかになりました。また、年間の注文件数がほぼ横ばいで推移する一方、1注文あたりの平均購入枚数は35.2枚から43.2枚へと増加しています。

購入枚数の7割超から8割強が7月から10月に集中

調査によると、対象の3年間に「THS-白衣NET」で購入された子ども用使い捨て白衣の購入枚数は、夏から秋にかけて大きく偏っています。7月から10月までの4か月が占める割合は、1年目が87.1%、2年目が80.7%、3年目が75.4%となり、各年ともに購入枚数の4分の3以上がこの期間に集中しました。

月別では3年を通じて7月が最も多く、構成比はそれぞれ35.0%、27.4%、24.4%を記録しています。一方で1月から3月の購入は少なく、3年間を通じて3月の購入はありませんでした。

注文件数は横ばいも1注文あたりの平均購入枚数は増加

1注文あたりの平均購入枚数は、1年目の35.2枚から2年目に40.2枚、3年目には43.2枚へと3年連続で増加しました。年間の注文件数は24件、26件、24件と24〜26件の間でほぼ横ばいとなっており、1回あたりの手配規模が拡大している傾向がうかがえます。

購入用途は明細から直接確認できないものの、同社では受け入れる子どもの人数が増加したことや、複数のクラスあるいは複数回の実施分をまとめて手配するケースが増えた可能性があると推察しています。

同サイトの担当者は、集計結果を受けて「一度に必要とされる枚数が増えている可能性があると見ています。医療の仕事に初めて触れる日に袖を通す一枚を、用途から迷わず選べる形で提供し続けたいと考えています」とコメントしています。

職場体験の実施率回復などが需要の背景に

需要が特定の時期に集中する背景の一つとして、学校現場における職場体験の実施状況が挙げられます。国立教育政策研究所の「令和5年度職場体験・インターンシップ実施状況等調査結果」によると、公立中学校2年生の職場体験は9,268校中7,062校で実施され、実施率は前年度を22.1ポイント上回る76.2%となりました。複数学年の合算では、公立中学校9,396校のうち88.0%で実施されています。

病院やクリニック、薬局を受け入れ先とする体験では参加人数分の白衣を手配する必要があるほか、10月17日から23日の「薬と健康の週間」(厚生労働省など実施)に合わせて子ども向けの体験企画が行われることも需要期と重なる要因とみられます。

調査概要および会社概要

今回の調査概要と発表元の企業情報は以下の通りです。

  • 調査名:子ども用使い捨て白衣の購入動向に関する自社データ調査
  • 調査期間:2023年9月14日〜2026年9月13日(対象データの発生期間)
  • 調査機関:株式会社ティーエッチエス(自社調査)
  • 調査対象:「THS-白衣NET」における購入明細(人を対象とした調査ではないため有効回答数の記載なし)
  • 調査方法:期間内の購入明細から「子ども用使い捨て白衣」を抽出し、購入数量の月別構成比、1注文あたりの平均購入点数、5点以上を購入した注文の割合を集計
  • 会社名:株式会社ティーエッチエス
  • 所在地:〒671-2123 兵庫県姫路市夢前町山冨40
  • 代表取締役:高橋 亨
  • 事業内容:メディカルウェア(医療用白衣)の販売

本記事は株式会社ティーエッチエスの発表および国立教育政策研究所の公表資料(https://www.nier.go.jp/04_kenkyu_annai/centerhp/i_ship/r05i-ship_1.pdf)をもとに作成しました。記載された比率は「THS-白衣NET」の購入明細を同社が独自に集計したものであり、市場全体の動向を示すものではありません。

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