超楽長寿と高知大学医学部、中高年のマッチング利用と孤独感検証する第2回研究へ
社会的孤立・孤独の解消を目指す事業を展開する超楽長寿株式会社は、高知大学医学部との共同研究として、50歳以上向け恋愛・婚活マッチングサービスの利用が中高年層の孤独・孤立に与える影響を検証する第2回研究を開始する。
2025年に実施した第1回パイロット研究の結果を踏まえ、利用開始初期1か月間に着目した検証を行う。被験者数を拡大し性別バランスにも配慮した設計とすることで、効果量推定のための基礎的データ収集などを進めるとしている。
研究の背景と目的
超高齢社会の日本において、孤立や孤独の心身への影響が社会課題となっている。慢性的な孤独感は死亡リスクを26%高める(※1)とされているほか、日本の高齢者の4人に1人が社会的孤立を経験している(※2)など深刻さが指摘されている。一方で、社会とのつながりの種類が多いことは禁煙や運動よりも長寿に効果的(※3)とされている。
超楽長寿株式会社は、50歳以上に特化した医師監修マッチングサービス「ハハロル」を提供している。2025年に実施した高知大学医学部との第1回パイロット研究では、マッチングサービスを通じた継続的なやり取りや新しい関係性の形成と孤独感指標の変化が対応するケースが確認された。一部の参加者で利用開始後の比較的早い段階で孤独感指標の変化が見られたことから、第2回研究では利用開始初期1か月間に着目した検証を行う。
高知大学医学部デジタルヘルス学講座 特任准教授・竹村昌敏氏による研究設計および分析のもと、今後の研究に向けた実施可能性の評価や評価指標の妥当性の検討、効果量推定のための基礎的データ収集を行う予定だ。
※1:ロバート・ウォールディンガー、マーク・シュルツ「グッド・ライフ 幸せになるのに、遅すぎることはない」 ※2:内閣府「高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」 ※3:Holt-Lunstad J, Smith TB, Layton JB. Social relationships and mortality risk: A meta-analytic review. PLoS Medicine 2010; 7(7): e1000316.
第2回研究の概要
本研究の対象者および調査内容は以下の通りとなっている。
- 人数:20名
- 年齢:50歳〜79歳
- 性別:男性10名、女性10名
- 対象条件:独身かつ交際相手がいない、一人暮らしの人
- 調査期間:1か月間

対象者は「ハハロル」を1か月間利用する。利用開始前および利用開始1か月後に、日本語版UCLA孤独感尺度(第3版)などを用いて孤独感の変化を測定する。さらに、日常生活におけるコミュニケーション相手・手段・頻度や、サービス上での利用状況を聴取し、利用前後における孤独感の変化との関連を分析する。
研究関係者の見解
高知大学医学部デジタルヘルス学講座 特任准教授の竹村昌敏氏は、第1回研究の知見を踏まえて実施可能性や受容性の確認、効果量推定を目的としたデータ収集を行うとし、中高年期から新たな交流を持つことが心理面に与える影響について引き続き研究を進めたい旨を述べている。
また、超楽長寿株式会社の代表取締役医師である物部 真一郎氏は、孤独・孤立の深刻化前からつながりを持つことの重要性を指摘し、「ハハロル」を通じて新しい人とのつながりそのものを支援したいとした上で、中高年期における交流のあり方や孤独・孤立の予防に対する新たな可能性を探る考えを示している。

「ハハロル」は、50歳以上の中高齢者の課題やニーズに合わせて設計された医師監修マッチングサービスである。AIがプロフィールや趣味、価値観、ライフスタイルなどを分析し、価値観マッチングやプロフィール設定を補助するAIアドバイザーなどの機能を備えている。

サービスおよび同社を展開する超楽長寿株式会社の概要は以下の通り。
- サービス名:ハハロル(URL:https://hhll.app/)
- 所在地:東京都中野区新井1丁目24-4井上ビル
- 代表者:代表取締役医師 物部 真一郎
- 設立日:2023年2月
- 事業内容:社会的孤立解消に関する事業
- URL:https://hhll.jp/
本記事は超楽長寿株式会社の発表をもとに作成されています。
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