まち・カラと下條村、築110年古民家宿の雲星開業へ 9月にDIYイベント開催
株式会社まち・カラは、長野県下條村で築110年の古民家を再生した1日1組限定の宿泊施設「古民家宿 雲星(KUMOBOSHI)」の開業準備を進めています。人口減少や空き家増加が進む中山間地域において人と地域の新しい関係を生み出す試みとして、下條村と共同で古民家DIYイベントを開催します。本事業は、総務省の地域活性化施策「ローカル10000プロジェクト」において若者・女性活躍支援の重点事業として採択されています。
宿づくりから関わるDIYイベントを開催
雲星では、完成した宿に人を呼ぶだけでなく、つくる段階から地域内外の人が関わる取り組みを進めます。その第一歩として、参加者自身が古民家に残る梁や柱を磨き、天井や壁などに使う木材を塗装するDIYイベントを実施します。

下條村古民家DIYイベントの概要は以下の通りです。
- 開催日時:2026年9月19日(土)・20日(日) 10:00~17:00(途中入退場自由)
- 開催場所:長野県下伊那郡下條村「古民家宿 雲星(KUMOBOSHI)」予定地
- 参加費:無料
- 作業内容:天井・壁などに使用する木材の塗装/古い梁・柱などの掃除・磨き作業
- 主催:下條村・株式会社まち・カラ
施設は南信州の静かな環境の中で、家族や仲間と過ごす1日1組限定の宿として計画されています。朝の鳥の鳴き声や雲海、夜の星空など、地域に存在する静かな暮らしそのものを滞在価値に変える「静けさを泊まる。」をコンセプトに掲げています。

宿泊者の定員は最大8名までで、以下の設備を備える予定です。
- 屋外バレルサウナ・外気浴スペース
- 囲炉裏スペース・焚き火スペース
- 星空を楽しめる屋外ウッドデッキ
- 小型犬同伴で宿泊可能
- 宿泊者専用の貸切ドッグラン
- 専用キッチン、寝室3室、浴室1室、シャワールーム1室、トイレ2室、洗濯機・乾燥機
また、希望する宿泊者にはどんど焼きなど地域行事の準備や運営に参加する機会を設けるなど、地域の日常に触れられる仕組みづくりも行われます。
雲星は宿泊施設として使用しない時間帯などを活用し、シェアキッチンとして地域に開放することも予定しています。飲食店を開く前の料理の提供や、地域食材を使ったメニューの試作、小規模なイベントの開催など、地域の人が小さく挑戦できる場所としての活用を見込んでいます。
下條村長の金田 憲治氏は、宿泊をきっかけに地域との関係が継続する仕組みに意義があるとし、新たな人の流れと関係が生まれることへの期待を寄せています。また、株式会社まち・カラ代表取締役の谷口紀泰氏は、地域の30年後の未来につながる仕事として当事者で挑戦することを決め、一軒の空き家から新しい仕事やつながりが生まれる循環を持続させたいとコメントしています。
2026年12月にプレオープン、2027年春に本開業予定
事業全体のスケジュールは、2026年4月に納屋解体へ着手し、7月に母屋リノベーションを開始しています。9月のDIYイベントを経て、2026年12月にプレオープン、2027年春に「信州古民家宿 雲星」としての本開業を予定しています。
12月のプレオープンでは実際の滞在を通じて施設やサービス、地域との関わり方を検証・改善します。今後は下條村を中心に空き家や空きスペースの利活用を段階的に進め、宿泊・飲食・商業・住居などへ展開していく方針です。
株式会社まち・カラの概要は以下の通りです。
- 会社名:株式会社まち・カラ
- 代表:谷口 紀泰
- 本社所在地:長野県下伊那郡下條村陽皐2849-1
- HP:https://machi-kara.co.jp/
- Instagram: https://www.instagram.com/kumoboshi2026/

本記事は株式会社まち・カラの発表をもとに作成しました。
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