K&D Technology蚌埠2期工場、国家卓越級スマートファクトリーに選定
K&D Technologyは、民生用液晶モジュールを生産する製造拠点である蚌埠(ボンブ)2期工場が、中国の工業情報化部が2025年に公表した「国家卓越級スマートファクトリー(国家卓越级智能工厂)」のプロジェクトリストに選定されたことを発表した。同工場が構築した「新型IoTモバイルディスプレイモジュール・スマート工場(新型物联网移动显示模组智能工厂)」は、5Gを活用した自動化ラインやデジタル管理体制を備えている。同社は、大量生産と短納期に応える製造基盤を日本市場向けにも提案する方針だ。

蚌埠2期工場のスマートファクトリー化と選定の背景
日本の民生用ディスプレイ調達では、表示性能や意匠性に加え、量産時の品質安定性や工程管理、短納期への対応が重視される傾向にある。ノートPCやタブレットなどの数量が多い案件において、試作段階の柔軟な対応だけでなく、量産移行後の品質と供給を支える設備能力が求められている。
こうしたなか、工業情報化部が2025年9月に示した国家卓越級スマートファクトリーのプロジェクトリストに、同工場の「新型IoTモバイルディスプレイモジュール・スマート工場(新型物联网移动显示模组智能工厂)」が選定された。工場内では5Gプライベートネットワークを中心とした産業インターネット環境を整備し、以下の取り組みを通じて生産から物流までのデジタル化を進めている。
- 5Gネットワークを活用した生産・倉庫・物流の接続
- デジタルツインと3D可視化による設備・物流・環境データの監視
- AIマシンビジョンによる外観検査
- EMS(エネルギー管理システム)によるエネルギー管理
- WMS(倉庫管理システム)、AGV(無人搬送車)、物流管理システムを活用した倉庫・配送の効率化

量産対応の製造基盤と日本企業へのアプローチ
K&D Technologyは、バックライト組み立て工程の高い自動化率などを活かし、蚌埠(ボンブ)2期工場を民生用液晶モジュールの量産拠点として位置づけている。製造基盤の特徴として、民生用液晶モジュールの大量生産と安定供給、バックライトの自社設計・製造、貼り合わせを含む後工程への一貫対応を挙げている。
同社は、今回の選定実績をサプライヤ選定時における設備や工程の確認材料として日本企業へ提示していく。購買部門に向けては供給能力や工程の安定性を示し、品質部門には自動化や外観検査の確認に応じるほか、技術部門に対しては製造工程に関する相談体制を整えるとしている。
FINETECH JAPAN 2026に出展予定
同社は、2026年9月30日(水)から10月2日(金)まで幕張メッセで開催される「第36回 FINETECH JAPAN -電子ディスプレイ産業展-」に出展を予定している。展示会場では蚌埠(ボンブ)2期工場の製造体制や民生用液晶モジュールの量産対応に関する商談を受け付ける予定で、設備能力や工程の確認、技術相談、サンプル依頼などに対応する。
会社概要と問い合わせ先
- 企業名:Shenzhen K&D Technology Co., Ltd.(略称:K&D Technology)
- 所在地:中国 深セン市(本社)/蚌埠(ボンブ)市・南京市に拠点
- URL:https://jp.shenzhenkd.com/
- 事業内容:民生用、車載用、産業用のディスプレイモジュールおよびバックライト、カバーガラス、関連素材の開発・製造
商談やサンプル依頼などの問い合わせは、専用フォーム( https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfGQTA7LE076O2XrVN3ajuIbNpU7J0CnobwfWBhJs7qy4X5WQ/viewform )または日本代表の小野田直人氏(Email:pr-jp@kingdisplay.com)にて受け付けている。
本記事はShenzhen K&D Technology Co., Ltd.の発表をもとに作成しています。
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