エクスペリサスが総額4億円の資金調達枠を確保 AI開発や財務基盤強化へ
エクスペリサス株式会社は10日(木)までに、総額4億円の資金調達枠を確保した。株式会社みずほ銀行より2億円の当座貸越枠を確保したほか、株式会社日本政策金融公庫から2億円を調達した。調達資金や当座貸越枠は、AI機能および開発基盤の強化をはじめとする中長期的な成長投資や、事業拡大に伴う運転資金に充当される。
資金調達の内訳と使途
今回の資金調達では、株式会社日本政策金融公庫の「スタートアップ支援資金(新株予約権付融資〔公開時基準〕)」を活用して2億円を調達した。この資金は、AI開発を中心とした中長期的な成長投資に活用される。
あわせて、株式会社みずほ銀行より2億円の当座貸越枠を確保した。これにより、事業の進捗や資金需要に応じた機動的な資金調達が可能となり、事業拡大を支える運転資金を安定的に確保できる体制を整えた。同社はシリーズAで調達した12.4億円に加え、今回のデットファイナンスにより資金調達手段を多様化した。
代表取締役の丸山智義氏は、みずほ銀行および日本政策金融公庫の支援により財務基盤を強化できたことに触れ、「100年先へ、文化が受け継がれる仕組みを創る」というパーパスの実現に向けて挑戦を続けていく旨のコメントを寄せている。
製販一体型のビジネスモデルと事業展開
エクスペリサス株式会社は、日本各地の文化・自然・食・工芸などを高付加価値な旅や体験コンテンツとして企画・造成し、世界中の富裕層旅行者へ届ける「製販一体型」のビジネスモデルを展開している。海外富裕層向けのインバウンド事業を中心に、国内富裕層向け事業、法人向け事業(BtoB)、官庁・自治体向け事業(BtoG)を手がける。
体験開発における地域との連携を促進するため、2026年4月に福岡営業所、同年6月には京都サテライトオフィスを開設した。また、世界的なラグジュアリートラベル・ネットワークであるSerandipiansやVirtuosoに参画し、直接・間接を含む世界約6万社の富裕層向け旅行会社ネットワークを有する。さらに、独自に企画・造成した旅や体験を提供する富裕層向け承認制プラットフォーム「XPERISUS.com」を運営している。
財務基盤強化を通じた今後の展望
同社はAIを活用したサービスや組織運営の高度化を進めており、今後の成長加速に向けてAI開発への継続投資と柔軟な財務基盤の構築を重要視している。今回の資金調達による財務基盤の強化を通じてパーパスの実現を加速させ、日本文化の魅力を世界に発信することで地方創生に貢献していく方針だ。
- 会社名:エクスペリサス株式会社
- 設立:2017年1月
- 代表取締役:丸山 智義
- 所在地:東京都渋谷区渋谷1-15-12 LAIDOUT SHIBUYA
- 主な事業:高付加価値体験の開発、販売/訪日富裕層市場におけるBtoBプラットフォームの提供
- URL:https://about.xperisus.com/
本記事はエクスペリサス株式会社の発表をもとに作成されています。
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