シヤチハタのBtoB営業改革をバントナーが支援 見込み顧客数が数倍に拡大
株式会社Speeeが展開するDXコンサルティングサービス「バントナー」は、シヤチハタ株式会社のBtoB事業領域における営業・マーケティング改革を目的とした伴走支援の取り組みと成果を発表しました。産業用マーキング事業や「シヤチハタ スタンプラリー」などの領域において、データを活用した営業とマーケティングの連携体制構築を推進しました。その結果、取り組み開始から3カ月で見込み顧客(ホットリード)数が数倍に拡大し、商談化率の向上に成功したとしています。
支援開始の背景と課題
1925年創業のシヤチハタは、文具印章関連事業を中核としながら、産業用マーキングや電子決裁サービス「Shachihata Cloud」などへ事業領域を拡大してきました。近年は成長領域であるBtoB事業の拡大に向けて営業・マーケティング体制の見直しを進めています。
主力である文具印章分野は強固な販売網とブランド力を持っていた一方、BtoB領域ではリード獲得から商談化までを管理する仕組みが必要とされていました。しかし、リード情報や案件情報が事業部ごとに分散し、データを活用したマーケティング活動が十分にできていないことが課題となっていました。
3つのテーマによる支援内容
今回のプロジェクトでは、主に以下の3つのテーマで取り組みが進められました。
- データを起点とした営業・マーケティング連携基盤の構築
産業用マーキング、Boltline、シヤチハタ スタンプラリー、OSMOの4事業を横断し、リード獲得から商談化、受注、リピートまでの一連の行動を可視化するダッシュボードを構築しました。
- MA戦略・運用設計と営業リスト・優先度設計
MAツールを活用した育成シナリオを事業ごとに設計し、見込み顧客を属性と行動の2軸でスコアリングして営業へ引き渡すホットリストを定義しました。
- プロジェクトマネジメント支援
複数事業部・複数部門が関わる横断プロジェクトにおいて、スケジュールや論点の一元管理、意思決定プロセスの設計などを一貫してサポートしました。
支援開始から3カ月で得られた成果
2026年3月から5月の3カ月間で、見込み顧客(ホットリード)数が数倍に拡大し、営業が追いきれていなかった層の掘り起こしにつながりました。また、厳選したリードへのアプローチにより、従来の名刺交換や飛び込み営業による商談化率を大きく上回る成果が出たとしています。あわせて、Looker Studioによるダッシュボードを整備し、状況をリアルタイムで可視化できる体制を確立しました。
シヤチハタのマーケティング本部執行役員である柴田氏は、わずか3カ月で見込み顧客が可視化され商談へつながる実感を得られたとした上で、「今後は、この基盤を自分たちのものとして活かしながら、データを起点とした営業改革をさらに進化させ、BtoB事業のさらなる成長を目指していきます」とコメントしています。
会社概要
シヤチハタ株式会社
- 創業:1925年1月
- 代表者:代表取締役社長 舟橋 正剛
- 本社所在地:愛知県名古屋市西区
- 事業内容:スタンプ台、インキ浸透印及び文具全般の製造・販売、デジタルサービス
株式会社Speee
- 設立:2007年11月
- 代表者:代表取締役 大塚 英樹
- 本社所在地:東京都港区六本木三丁目2番1号
- 事業概要:金融DX事業、レガシー産業DX事業、DXコンサルティング事業
本記事は株式会社Speeeの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



