ENBASEが訪問看護向け電話システム スタンドLM Phoneを2026年10月提供へ
訪問看護・訪問介護向けAI記録アシスタント「スタンドLM」を提供する株式会社ENBASEは、訪問看護事業所向けの電話システム「スタンドLM Phone」を2026年10月に提供開始します。公式サイトにおいて先行登録の受付を開始しました。固定電話の通話を自動で文字起こしし、AIが要約や支援経過記録を作成することで現場の記録負担軽減を図ります。
開発の背景と電話対応における記録の課題
訪問看護ステーションでは、利用者本人や家族、ケアマネジャー、医療機関から体調の変化や訪問日時の相談といった電話が日常的に入ります。これらはケアの判断に直結するため記録が必要とされる一方、電話対応者と担当者が異なる場合もあり、記録の不備によるトラブルの発生などが現場の負担となっていました。
これまで訪問時の記録業務は効率化が進められてきたものの、電話対応の記録は手作業のまま残されていました。「スタンドLM Phone」は、こうした電話対応の記録業務を訪問記録と同じ基盤上で管理することを目指して開発されました。
スタンドLM Phoneは、事業所の固定電話を切り替えることで利用できるシステムです。主な特徴は以下の通りです。
- 通話内容の自動文字起こし:通話内容は自動的に文字起こしされ、WEB管理画面から確認できます。訪問看護に特化しているため専門用語にも対応し、音声データも保存されます。
- 利用者ごとの情報管理:通話記録は自動で利用者ごとに整理され、家族からの電話も同一の利用者に紐づけられます。「スタンドLM」を利用している事業所では、訪問記録と通話記録の一括管理が可能です。
- AIによる要約と申し送りの自動作成:AIが通話記録から要約、申し送り、支援経過記録を自動作成します。あらかじめ登録された利用者情報を踏まえた記録が作成されます。
導入方法と今後の展開
導入には専用回線の契約が必要ですが、電話番号の変更や電話が使えない期間は発生せず、回線の切替や設定は同社が代行します。2026年10月のリリースに向けて無料の先行登録を受け付けており、登録した事業所から順次案内が行われます。
また、2026年冬にはスタッフの携帯電話への対応も予定されています。訪問先や移動中の通話も固定電話と同様に文字起こしされ、WEB管理画面に集約される見通しです。
同社が提供する「スタンドLM」は、ケア中の会話から業務記録を自動作成するAIアシスタントで、2025年6月のサービス開始以降、累計記録作成数は2026年7月に10万件を突破しています。
関連情報と会社概要
株式会社ENBASEの会社概要および関連URLは以下の通りです。
- 会社名:株式会社ENBASE
- 代表取締役:無尽 洋平
- 設立:2022年7月
- 所在地:東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル
- 会社URL:https://enbase.jp/
- サービスサイトURL:https://standlm.com/
- 先行登録・お問い合わせ:https://standlm.com/phone/
本記事は株式会社ENBASEの発表をもとに作成されています。記載内容は変更となる可能性があります。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



