品川区が給付事業でLINE申請とATM受取を導入 1週間で申請5万件超に
東京都品川区は、株式会社Bot Expressが提供する官公庁専用アプリケーション「GovTech Express」と品川区 LINE公式アカウントを連携させ、「しながわ電気・ガス料金緊急支援事業」においてLINEからの申請とセブン銀行ATMでの給付金受取に対応する仕組みを導入しました。2026年9月1日に申請受付が開始され、所得制限を設けず区内の全世帯(約24万世帯)を対象に1世帯あたり4,000円が給付されます。申請開始から1週間となる9月7日17時時点で申請総数は54,914件に達し、そのうち77.5%にあたる42,539件がLINEから申請されました。
LINE申請とセブン銀行ATM受取を連携させた給付の仕組み
本事業は、物価高騰や猛暑による区民生活への影響軽減を目的として実施されています。住民が時間や場所を問わずに申請でき、審査や給付に伴う職員の事務負担を軽減するため、「GovTech Express」を活用したデジタル申請・給付の仕組みが構築されました。
区民はLINEから24時間申請が可能で、郵送された申請書のお客様番号とパスワードを入力して手続きを行います。本人確認には、LINE 公的個人認証サービス(JPKI)または本人確認書類の画像添付の2つの方法が用意されています。JPKIを利用して給付対象者データと一致した申請は、給付決定から受取用番号の発行およびLINEでの通知までが自動で処理されます。
給付金の受取には、株式会社セブン・ペイメントサービスが提供する「ATM受取(現金コース)」が採用されました。口座情報の登録は不要で、通知された受取用番号等を入力することで、全国のセブン銀行ATMから申請から最短即日で現金を受け取ることができます。
申請開始1週間で5万件超 マイナンバーカード利用が約9割


2026年9月1日(火)の受付開始から9月7日(月)17時時点までの申請状況は以下の通りです。

- 申請総数:54,914件(LINE申請:42,539件、郵送申請:12,375件)
- 申請後24時間以内に、セブン銀行ATMで現金を受け取った件数:16,729件
- LINE申請における本人確認方法:
- マイナンバーカードを利用した本人確認(JPKI):37,764件(88.8%)
- 本人確認書類の画像添付:4,775件(11.2%)


マイナンバーカードで本人確認を行った申請者の年代別内訳は以下の通りです。
- 10代:40件/50件(80.0%)
- 20代:6,821件/7,542件(90.4%)
- 30代:9,308件/10,382件(89.7%)
- 40代:8,340件/9,361件(89.1%)
- 50代:7,242件/8,257件(87.7%)
- 60代:3,817件/4,342件(87.9%)
- 70代:1,632件/1,903件(85.8%)
- 80代:453件/569件(79.6%)
- 90代:111件/133件(83.5%)
品川区の森澤恭子区長は、迅速な給付と負担軽減を重視しマイナンバーカードによる公的個人認証を活用した仕組みを採用したとし、今後もデジタル技術を活用した区民サービス向上と行政事務効率化の両立を進める方針を示しています。
- 事業名:しながわ電気・ガス料金緊急支援事業
- 対象者:2026年6月1日時点で、品川区の住民基本台帳に記録されている世帯主
- 対象世帯:所得制限なし・全世帯約24万世帯
- 給付額:1世帯あたり4,000円
- 申請受付期間:2026年9月1日(火)から10月31日(土)まで
- 詳細:品川区公式サイト https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kuseizyoho/20260521143719.html
なお、システムのプラットフォームには「ISMAP」登録のSalesforceが採用されており、LINEから入力されたデータはSalesforce上にのみ保存されます。
本記事は株式会社Bot Expressの発表をもとに作成されています。
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