スマートエネルギーWEEK秋が2026年9月に幕張メッセで開催へ
RX Japan合同会社は、2026年9月9日(水)~11日(金)の3日間、幕張メッセにて「第26回 スマートエネルギー WEEK【秋】」を開催します。日本政府が成長戦略やグリーントランスフォーメーション(GX)の重点分野として推進する核融合発電、浮体式洋上風力発電、CCUS(CO₂回収・利用・貯留)などの製品や技術が一堂に集まります。エネルギー安全保障と脱炭素化への対応が急務となるなか、将来の社会インフラを支える最新技術が紹介される予定です。

2030年代の実証を目指す核融合発電技術


核融合発電は、原子核同士を融合させる際に発生する膨大なエネルギーを利用する発電技術です。発電時にCO₂をほとんど排出せず、燃料となる資源を安定的に確保できる可能性があるとされています。

高市政権では「成長戦略17分野」の一つとしてフュージョンエネルギー(核融合発電)を重点分野に位置付けており、2040年度までに官民合わせて3.1兆円の投資を見込み、2030年代の発電実証や将来的な世界市場シェア約3割の獲得を目指しています。会場では、プラントエンジニアリング技術や民間主導の発電実証プロジェクト、レーザフュージョンを実現する光技術などに関する出展が行われます。
排他的経済水域への展開が進む浮体式洋上風力発電





浮体式洋上風力発電は、海底に固定する着床式とは異なり、風車を浮体構造物の上に設置する方式です。日本では2026年4月に再エネ海域利用法の改正法が施行され、領海内だけでなく排他的経済水域(EEZ)への設置も可能となりました。

経済産業省は2027年度以降、水深500m超や高波浪、岩盤地盤といった厳しい環境下での実証を進める方針を打ち出しており、将来的には20基程度の実証規模も視野に入れられています。展示会場内には「浮体式洋上風力パビリオン」が設置され、浮体式基礎や係留システム、人材育成などのソリューションが展示されるほか、専門セミナーも開催されます。
2030年商用化へ向けたCCUSの取り組み
排出したCO₂を地下に貯留するだけでなく、燃料や化学品の原料として再利用するCCUSは、再生可能エネルギーへの転換だけでは脱炭素化が難しい産業分野における重要技術とされています。
政府は2030年までの民間事業によるCCS事業開始を目指しており、2024年には「CCS事業法」が成立しました。さらに2030年までに年間600万~1,200万トン規模のCO₂貯留量確保を目標に掲げています。本展では、CO₂と水素を反応させて都市ガス「e-メタン」を生成する技術や、低温再生が可能なCO₂固体吸収材などが紹介されます。
展示会の開催概要は以下の通りです。
- 展示会名:第26回 スマートエネルギー WEEK【秋】
- 会期:2026年9月9日(水)~11日(金) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:RX Japan合同会社
- 出展社数:550社(予定)
- 来場者数:45,000名(見込み)
- 入場:無料(事前の来場登録が必要)
- 同時開催展:第9回 サステナブル経営WEEK【秋】、第1回 [国際]熱エネルギー展【秋】
- 公式Web:https://www.wsew.jp/autumn/ja-jp.html
本記事はRX Japan合同会社の発表をもとに作成しています。
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