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オクトパスエナジー、長野都市ガスの電力小売事業を引き継ぎ販売提携を開始

実質再生可能エネルギー100%の電力を提供するオクトパスエナジーは、長野都市ガス株式会社が展開する電力小売事業を引き継ぎ、電力販売に関する提携を開始する。浜田ガス、出雲ガス、福島ガス、東京ガス山梨に続く地方ガス会社との連携拡大となる。

オクトパスエナジーは独自開発のデジタル基盤「Kraken(クラーケン)」と再生可能エネルギー由来の電力供給を組み合わせ、地方ガス会社の電力事業を一気通貫で支援するモデルを展開している。

提携の背景と合意内容

長野都市ガスは2018年から自社で電力小売事業を開始し、ガスの顧客を中心に電力を提供してきた。燃料価格や電力市場価格の変動といった事業環境の変化に加え、高齢化による人口減少やオール電化の普及、脱炭素への取り組みが求められる中、持続可能なサービス提供を目指してオクトパスエナジーとの提携に至った。

今回の提携により、長野都市ガスの既存の利用者は引き続き「長野都市ガス」ブランドのもとで電気を利用できる。電源調達や市場価格変動への対応、小売業務に必要なオペレーションをオクトパスエナジーが担い、オクトパスエナジーの実質再生可能エネルギー100%の電力プランを長野都市ガス専用にカスタマイズして提供する。

長野都市ガスの事業概要は以下の通り。

  • ガス供給エリア:長野市、須坂市、中野市、千曲市、上田市、東御市、小諸市、佐久市、山ノ内町、小布施町、御代田町
  • 電力供給エリア:中部電力エリア
  • 現在のガス供給件数:約9万5千件

提携開始当初は通常の電力メニューから販売を開始する。今後はデジタル基盤「Kraken」を活用し、オール電化世帯や太陽光発電設備を保有する世帯向けなど、多様なニーズに応える電力メニューの展開を予定している。

単なる事業の引き継ぎにとどまらず、オクトパスエナジーのテクノロジーや商品開発力を生かし、付加価値のある電力サービスへと発展させていくとしている。

地方ガス会社との連携モデルとオクトパスエナジーの概要

全国に約200存在する地方都市ガス事業者では、電力自由化以降の電源確保や価格変動への対応、システム整備などの負担が課題となっている。オクトパスエナジーは新規参入支援から事業承継まで、事業者のニーズに応じた連携モデルを展開している。

オクトパスエナジーは2016年に英国で事業を開始し、日本を含む英国、ドイツ、スペイン、イタリア、フランス、ニュージーランド、米国の8か国で電力小売事業を展開している。世界約1,100万世帯に再生可能エネルギー由来の電力を提供している。

日本では2021年に東京ガスとの合弁会社を設立して事業を開始し、4年で契約件数50万件を突破している。

本記事はオクトパスエナジーの発表をもとに作成。

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