ミックウェア、モビリティとデジタル空間を軸にした成長戦略を始動
車載ソフトウェア開発を手がける株式会社ミックウェアは、培ってきた技術やデータ、開発ノウハウを活用したプラットフォーム基盤の成長戦略を始動したと発表した。モビリティ領域の「micAuto」と空間プラットフォーム「DynaPlanet」の2つを軸に、モビリティとデジタル空間を新たな成長領域と位置付ける。個別開発案件を中心とする事業から、技術資産をより広く展開しサービスやライセンスなどを提供する事業構造への進化を目指すとしている。


車載ソフトの開発支援を広げる「micAuto」
micAutoは、車載ソフトウェア資産を活用して自動車メーカー(OEM)の開発プロセス変革を支援するプラットフォームである。車載インフォテインメントシステム(IVI)領域の基盤を維持しながら、自動運転(AD)・先進運転支援システム(ADAS)、コネクテッドサービス、品質保証へと事業領域を拡大する計画となっている。
将来的には、モビリティシステムが周囲の環境を理解し、直感的かつ状況に応じて人を支援する「Mobility Physical AI(モビリティ・フィジカルAI)」の実現を目指す方針である。
現実と仮想をつなぐ3D空間基盤「DynaPlanet」
DynaPlanetは、「Real 3D Interiors」「Real 3D Cities」「Virtual 3D Worlds」をひとつの基盤上でつなぐことを目指す空間プラットフォームである。Real 3D InteriorsとReal 3D Citiesは企業や自治体向けに空間データ、ライセンス、ソリューションを提供する設計とし、Virtual 3D Worldsは利用者とクリエイターが参加できるオープンな空間として展開する。
インテリアデザイン、都市計画、バーチャルワールド、ゲームなど幅広い用途に対応することで、コンテンツ、利用者、企業、クリエイターが相互に関わるデジタル空間エコシステムの形成を目指すとしている。
2つのプラットフォーム連携による相乗効果
同社は、micAutoが対象とする現実世界のモビリティと、DynaPlanetが対象とする都市や建物の連携を図る考えを示している。
具体的には、モビリティ由来のセンサーデータを空間の生成や更新に活用するとともに、デジタル空間で行った分析やシミュレーションを現実世界のサービスへ還元する。これにより、モビリティ、都市、施設、物流を横断した価値創出を推進する計画としている。
株式会社ミックウェア 概要
- 所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町59 神戸朝日ビルディング
- 代表者:代表取締役社長 兼 会長 鳴島 健二
- 上場市場:Nasdaq Global Market(ティッカー:MWC)
- 事業内容:コンピュータシステムの企画、開発、製作、販売
本記事は株式会社ミックウェアの発表をもとに作成。
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