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abc、comcom AnalyticsにDiscordのプレゼンス分析機能を追加

abc株式会社は、運営するDiscordコミュニティ分析ツール「comcom Analytics」において、2026年9月1日よりDiscordのプレゼンス情報を用いた分析機能の提供を開始した。本機能はオンライン状態や接続端末種別、実行中アクティビティなどの統計情報を活用し、サーバー内で発言を行わない在席層の実態把握を可能にする。個人を識別しない統計情報のみを取り扱い、サーバー管理者の許可を必須とする設計が採用されている。

発言しないサイレント層の実態把握に対応

近年、Web3プロジェクトやゲームタイトル、ファンコミュニティ、SaaSプロダクトなどでDiscordを活用したコミュニティマーケティングが広がるなか、施策効果を定量的に測定したいという需要が高まっている。一方で、従来の分析ではメッセージ投稿やリアクションなどの行動履歴に頼っていたため、過半数以上を占めるとされる「滞在しているが発言しない」サイレント層が休眠状態なのか、関心を持って在席しているのかを識別できない課題があった。

今回提供が開始された新機能により、発言したユーザーだけでなくサーバー内に滞在していたユーザーを含めた活動状況の把握が可能となる。

新機能で可視化される4つの要素

本機能では、以下の4つの要素が新たに可視化される。

  • 発言していない在席層の規模:発言者、在席・発言なし、休眠などの比率を算出し、コミュニティの規模感を計測する。
  • 在席の時間帯とピーク:曜日や時間帯ごとの在席状況をヒートマップで表示し、イベントや告知投稿のタイミング判断に活用できる。
  • 接続端末の構成比:PC、モバイル、ブラウザの接続環境の内訳や、同一ユーザーによる複数端末の併用状況を統計として把握する。
  • プレイ中のゲームタイトルの構成比:メンバーがDiscord上で公開しているゲームを集計し、親しまれているタイトルの比率を可視化する。

なお、プレゼンス情報には過去の履歴が存在しないため、取得開始以降のデータが蓄積される。また、ユーザーがDiscordの設定でアクティビティ共有を制限している場合は情報は配信されない。

安全性を考慮したオプトイン設計と規約改定

データの取り扱いにおいては、安全性を優先した仕組みが導入されている。機能の利用は規定でオフとなっており、サーバー管理者が明示的に許可した場合のみ動作する。許可がないサーバーのプレゼンス情報は受信時点で破棄されるほか、許可はいつでも撤回できる。また、集計・統計処理により個人単位のレポートは提供されず、少人数のサーバーでは個人の推測を防ぐための表示制限が行われる。

あわせて、取得情報の範囲や保存期間を明確化するため、外部の法律専門家による確認を経て2026年9月1日付で利用規約およびプライバシーポリシーが改定された。

代表取締役社長の松田元氏は、技術的に収集可能なデータであっても取り扱いの可否を区別し、許可を前提とした統計のみを扱う設計にしたと説明している。

comcom Analyticsのサービス概要および運営会社の情報は以下の通り。

  • サービス名称:comcom Analytics(コムコム・アナリティクス)
  • サービス内容:Discordコミュニティの活動データの集計・分析および可視化
  • 公式サイト:https://analytics.comcom.app
  • 会社名:abc株式会社(東証スタンダード市場、証券コード:8783)
  • 所在地:東京都港区赤坂四丁目9番17号 赤坂第一ビル11階
  • 代表者:代表取締役 松田元
  • 事業内容:企業・ファンド等への投資、投資先支援、不動産関連事業、暗号資産関連事業

本記事はabc株式会社の発表をもとに作成。

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