ジール、FOOD & LIFE COMPANIESのデータ基盤再構築を支援
アバントグループでデジタルトランスフォーメーション(DX)推進事業を展開する株式会社ジールは、回転寿司チェーン「スシロー」などを展開する株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)のデータ活用基盤の再構築を伴走支援したと発表しました。
クラウド型DWH「Snowflake」やクラウドストレージ「Wasabi」などを活用した新たなデータ基盤の導入により、各部門や海外拠点のデータ連携を実現したほか、月間約1,000時間を要していたレポート作成業務の削減などの効果が得られたとしています。
売上高1兆円に向けたデータ活用の課題
F&LCは「スシロー」や大衆寿司居酒屋「鮨酒肴 杉玉」を展開し、アジアを中心に海外展開を進めるとともに、店舗体験のデジタル化を推進しています。同社は海外展開の加速とデジタル施策の推進を通じて売上高1兆円の達成を目指しており、その実現に向けてデータの高度活用を進めていました。
同社はこれまでもBIツールの活用やDWHとしてのSnowflakeの導入、デジタル戦略課の新設などを進めてきましたが、部署や国ごとにデータが分断されるサイロ化や、データフォーマットの不統一、海外データをリアルタイムで把握できないことなどがグローバル経営推進の課題となっていました。今後のデータ増加を見据え、大量データの処理と分析に対応できる基盤の整備が求められていました。
これらの課題解決に向け、同社は2025年1月からデータ活用基盤の再構築プロジェクト「プロジェクトFALCON」を開始しました。
伴走支援パートナーとしてジールが選定された理由として、BIツール導入などを通じて同社の業務やデータを理解してきた実績や支援姿勢に加え、Snowflakeをはじめとするクラウドデータ基盤やBIツール、AIなどの技術に関する知見を有していたことが挙げられています。また、特定製品に依存しない中立的な提案力と、攻めのデータ活用とガバナンス確保を両立する姿勢が、スピード感ある開発体制に合致していた点も評価されました。
新データ活用基盤「FALCON」の運用開始により、Snowflake上に収集されたデータを「Tableau」で可視化・分析する運用が各部門で定着しつつあります。リアルタイムでの状況可視化により、月間約1,000時間を費やしていたレポート作成業務がほぼゼロとなったほか、グローバルデータが統合されたことで日本から海外現地法人と同じレポートをリアルタイムで参照できるようになりました。また、「Amazon DataZone」を用いたデータカタログの導入により、必要なデータを即座に入手できる環境も整えられました。
F&LCは今後、データの可視化にとどまらず、得られた知見を具体的なアクションや意思決定につなげる業務プロセスの変革を目指しており、一部の部署ではAIの活用を開始しています。
株式会社ジール 会社概要
- 設立:2012年7月
- 代表者:代表取締役社長 沼田 善之
- 本社所在地:東京都品川区西五反田8丁目4-13 五反田JPビルディング11階
- 主要業務:ビジネスソリューションパッケージの開発・ライセンス販売・コンサルティングサービス・サポートサービスなど
- URL:https://www.zdh.co.jp/
本記事は株式会社ジールの発表をもとに作成しました。
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