新宿の人気厚切り牛たん専門店「牛たんの檸檬」が全国展開へ、ホリエモンが取締役に就任
新宿で話題の厚切り牛たん専門店「牛たんの檸檬」が2024年5月1日に法人化し、「株式会社 牛たんの檸檬」として全国展開に向けて本格始動する。代表取締役社長には原数馬氏が就任し、取締役にはホリエモンこと堀江貴文氏、今西秀臣氏、河村征治氏の3名が名を連ねる。
堀江氏が本事業に参加した理由は、同店の爆発的な集客力と商品力に惹かれたことと、自身が手がけてきた飲食のフランチャイズ展開で成功を収めており、そのノウハウを生かせると判断したためだ。堀江氏が発案した「小麦の奴隷」は、開始から3年で120店舗に拡大し、さらに156店舗のオープン準備を進めている。2024年4月にはタイ・バンコクへの進出も果たした。
「牛たんの檸檬」は、特に海外旅行客から支持が強く、客数の半数以上を占めている。現在の新宿店は地下1階で敷地面積約30坪、席数50席という中規模店でありながら、月商4,800万円を売り上げている。2号店となる大阪店のオープンも決定しており、今後はインバウンドが多い浅草や渋谷への出店を予定している。
同店の最大の特徴は、希少な「たん元」を極厚切りにし、熟練の職人が炭火で丁寧に焼き上げる「厚切り牛たん焼」だ。ステーキのように分厚くカットすることで、ぷりっと弾力のある柔らかい食感と、ジューシーな旨みが口いっぱいに広がる。合わせるご飯は、老舗米屋が四季に合わせてブレンドし、羽釜で炊き上げることで自然の甘さを引き出している。
「牛たんの檸檬」は、厚切りだからこその牛たんの美味しさを追求し、専門性に特化した結果、口コミで広がり人気店となった。法人化によるフランチャイズ展開で、その味を全国に届けていく。