フランスの高級ジュエリーブランド、カルティエは2024年10月30日、東京・国立競技場にて、アイコンジュエリー「トリニティ」の誕生100周年を祝うセレブレーションパーティを開催した。

「トリニティ」は1924年に誕生したカルティエを代表するジュエリーで、3色のゴールドリングが絡み合うデザインが特徴だ。今回のパーティ会場では、1924年から現在までの「トリニティ」の歴史を辿るパネル展示が行われ、各時代を象徴するフードとともに100年の時の流れを感じられる演出となっていた。

パーティでは、「トリニティ」の価値観である愛や絆、普遍性を体現すべく、3組の音楽アーティストがスペシャルなパフォーマンスを披露。坂本美雨、森山直太朗、原摩利彦のトリオは、坂本龍一が美雨のために制作した「The Other Side of Love」を披露。Awich、DJ U-LEE、Satoshi Hironakaは、DJとドラムというシンプルな構成でラップを披露した。フィナーレでは、常田大希、常田俊太郎、宮川純が「トリニティ」100周年のために書き下ろしたチェロ組曲『祝祭』を演奏し、ゲストを魅了した。

また、映画監督の寒竹ゆりによる「トリニティ」を題材にしたショートフィルム「A Tiny Story for TRINITY LES POCHES」も初公開。森七菜主演で、100年前と現代をつなぐオリジナルストーリーが描かれた。

そして翌10月31日からは、表参道にて「トリニティ」100周年を記念したポップアップがスタート。巨大な3色のリングが象徴的なモニュメントや、「トリニティ」の100年の進化を辿るアーカイブ展示など、没入感のある空間演出でアイコンジュエリーの魅力を存分に味わえる内容となっている。玉森裕太がナレーションを務める、「トリニティ」にまつわるジャン・コクトーのストーリーを楽しめるプロジェクションマッピングも見どころだ。