旅の記録アプリ「経県値」がリニューアル、新デザインに
株式会社Qdanは2024年9月19日、旅の記録アプリ「経県値」をリニューアルした。新しいデザインを通じて、より幅広い人に利用される旅行ログアプリを目指す。
「経県値」は全国47都道府県の経験を6つのレベルに分けて判定し、日本地図で色分けした「経県値マップ」を作成し、得点合計を記録するサービスだ。2005年にWEBサービスとして発表され、2018年にアプリ化された。
このアプリの特徴は、過去の思い出を振り返るだけでなく、今後の旅行の計画など、これからの行動のきっかけになることだ。さらに、旅の記録が視覚化・点数化されることで自分の経験を共有するきっかけになることもユニークな点。現在、XやInstagramで自分の経県値に関する投稿がされており、SNS投稿や口コミで利用者数が増加。2024年9月現在、月間約12万人がアプリを利用している。
アプリの利用ユーザーは右肩上がりを続け、年間約1万人のペースで利用者数が増加。そこで、これまでのシンプルで原色を使用したわかりやすいUIから、「思い出を作る・残す・振り返る」体験を強化するデザインに変更し、多くの人に楽しんでもらえるアプリになるよう、ユーザーの意見をもとに新機能の追加やデザインの変更を行った。
同社によると「これまでの人生や旅の経験を振り返れて、これから思い出を作るきっかけになるアプリ」になるようにという願いを込めて、デザインリニューアルを実施。ロゴやアイコン、全画面のリニューアルと、ボタンを押した時の演出やフォントサイズまで、細部にわたるデザインの見直しにより、記録がより楽しくなるアプリを実現した。
なお「経県値」では、2024年度中には対象マップの拡大として、全国版よりさらに詳細な全47都道府県のそれぞれの市区町村版のリリースを予定している(現在は東京都版のみ)。また、メモ機能や端末引き継ぎ機能、広告非表示機能などが利用できるプレミアム機能も開発中だ。