キューブシステム、OCIへの移行を支援する2つの新サービスを提供開始
株式会社キューブシステムは、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)向けのサービスを拡充し、新たに「KVM Platform Lift Service for OCI」と「Native Lift Service for OCI」の提供を開始しました。オンプレミス環境からクラウド環境への移行ニーズが高まる中、企業がシステム特性や運用方針、将来構想に応じて移行先を柔軟に選択できるよう支援します。
KVM Platform Lift Service for OCIの概要
KVM Platform Lift Service for OCIは、現行の仮想基盤からOCI上で稼働するRed Hat OpenShift Virtualizationを活用した仮想基盤への移行を支援するサービスです。Red Hat OpenShift Virtualizationは、Red Hat OpenShift上で仮想基盤の構築や仮想マシンの運用を可能にする機能で、2025年10月からOCIでの利用が正式にサポートされています。
本サービスでは、独自テンプレートを活用した設計や導入のほか、Red Hatが提供する移行ツール「Migration Toolkit for Virtualization」を活用し、システム要件に応じた移行と切り替えを支援します。OSのバージョンを維持することで業務アプリケーションへの影響を抑えた移行に対応し、OCIとRed Hat OpenShift Virtualization双方のサポートを提供します。
Native Lift Service for OCIの概要
Native Lift Service for OCIは、仮想基盤からOCIのIaaS、PaaS、SaaSを活用したクラウド環境への移行を支援するサービスです。クラウドネイティブへの移行に伴う非互換を考慮したサービス選定や、独自テンプレートによる設計・構築を行います。
移行ツール「Oracle Cloud Migrations」を活用した仮想マシン移行の支援に加え、「Oracle Zero Downtime Migration(ZDM)」などの技術検証を重ね、停止時間の短いデータベース移行を支援します。これまでのOCI活用実績や運用ノウハウをもとに、安定運用に向けた継続的なサポートも提供します。サービスの提供価格は個別見積となっています。
近年、既存インフラの老朽化対応やデータセンター運用の見直しを背景に、オンプレミスの仮想基盤をクラウドへ移行する需要が増加しています。これに伴い、企業のシステム構成や運用方針に合わせた柔軟な選択肢が求められています。
キューブシステムは、2019年5月のOCI国内リリース以降、各種OCIサービスを取り扱ってきました。従来から提供している「OCVS Lift Service」に加え、今回の新サービスにより、システム特性に応じたクラウド移行の支援体制を整えるとしています。
- 社名:株式会社キューブシステム
- 本社所在地:東京都品川区大崎二丁目11番1号 大崎ウィズタワー
- 代表者:中西 雅洋
- 設立:1972年7月
- 資本金:14億円
- 従業員数:988名(連結、2026年4月1日時点)
- 事業内容:情報システムの企画提案、開発、保守・運用までをサポートするシステムソリューション・サービスの提供
本記事は株式会社キューブシステムの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



