EpicAIのDR Agent、国内大手製造業の検証企業数が20社を突破
株式会社EpicAIは、製造業の設計・品質保証業務に特化したAI Agent Platform「DR Agent」について、国内大手製造業を中心とした検証企業数が20社を突破したと発表しました。
製品仕様書や設計情報、過去の不具合情報などをもとに、上流工程で潜在的な不具合リスクの洗い出しやDRBFM・FMEA・FTAの作成、履歴管理、修正プロセス全体を支援するプラットフォームです。国内大手とのPoCでは、未発見リスクの抽出や作業時間の大幅な短縮といった可能性を確認したとしています。
国内大手20社超との検証で確認された主な成果
自動車や半導体をはじめとする国内大手製造業20社超との検証を実施し、品質管理担当者から500時間以上にわたり不具合リスクの洗い出し方や設計レビューの判断基準に関する知見を収集してきました。

個別のPoC・検証条件に基づく主な検証結果は以下の通りです。なお、すべての対象製品・業務で同様の効果を保証するものではありません。
- 未発見リスクの抽出:人間によるレビューで見つけられていなかった不具合リスクを、1仕様書あたり10件以上抽出
- リスク抽出の網羅性:人間が記載した心配点のうち、AIによって最大97%を抽出
- DRBFM生成の高速化:人手で200時間を要する作業に対し、AIによる生成を約10分で実施
製造現場が抱える品質保証とスピードの課題

自動車・半導体・電子機器などの製造業では、製品の高機能化や構造の複雑化に伴い、設計段階で考慮すべき不具合リスクが増大しています。現場では熟練技術者がDRBFM・FMEA・FTAなどを作成・レビューする業務が大きな負担となっているほか、レビュー品質が担当者の経験に依存しやすい課題がありました。
品質レビューの長期化が開発スケジュールを圧迫する一方、検討不足は後工程での手戻りや市場不具合につながる可能性があるため、水準を維持・向上させながらレビューを高速化する仕組みが求められています。EpicAIは個人の経験や知識に依存してきた設計品質を組織全体で高める仕組みへ進化させ、品質の高度化と開発サイクルの短縮の両立を目指すとしています。
DR Agentの機能と対象業界
DR Agentは、製品仕様書、設計情報、過去の不具合情報、企業固有の品質基準などをもとに、不具合リスクの抽出やDRBFM・FMEA・FTAの生成、設計レビュー、品質ナレッジの蓄積・共有を支援するAI Agentです。主な対象業界として、自動車、半導体、重工業、電子機器などが挙げられています。
株式会社EpicAIについて
東京都に本社を置く株式会社EpicAIは、代表取締役を横山敬一氏が務める東京大学松尾研究室発のAIスタートアップです。製造業/自動車/重工業/半導体/機械系の産業領域で、生成AI・AI Agentの研究開発および社会実装を推進しています。
- 会社名:株式会社EpicAI
- 本社:東京都
- 代表取締役:横山敬一
- HP:https://epicai.co.jp/service/dr-agent
本記事は株式会社EpicAIの発表をもとに作成しました。
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