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AI利用者の72.5%が疲れや負担を実感 サーバーワークス調査

株式会社サーバーワークスは、勤務先にAIツールが導入されている会社員269名を対象に実施した、AIの利用状況と従業員の意識に関する調査結果を公表しました。

調査によると、日常的に業務でAIを活用する人が多い一方で、利用者の72.5%がAI利用に疲れや負担を感じている実態が明らかになりました。また、勤務先の支援が十分ではないと感じている層からは、研修や社内ルールの整備を求める声が上がっています。

高い利用頻度の一方で残る出力確認やリスクへの不安

勤務先におけるAIの導入・活用について、「非常に進んでいる」(31.2%)と「ある程度進んでいる」(56.5%)を合わせ、87.7%が進んでいると認識していました。業務でのAIの利用頻度は、週1日以上利用する人が85.2%に上り、そのうち39.8%はほぼ毎日利用していると回答しています。また、67.6%が業務でAIを使いこなせていると答えました。

一方で、業務でAIを活用するうえでの課題としては、「情報漏えい、著作権などのリスクに不安がある」が27.9%で最も多く挙げられました。次いで「AIの出力を確認・修正する負担が大きい」が24.5%、「プロンプトの書き方が難しい」が22.7%となっています。

72.5%が疲れや負担を実感、使いこなす層ほど高い傾向

業務でAIを利用することに疲れや負担を感じることがあるかという質問では、「よくある」が26.4%、「たまにある」が46.1%となり、合計72.5%に達しました。特に、AIを使いこなせていると回答した層では83.0%が疲れや負担を感じており、使いこなせていないと回答した層の50.6%を上回る結果となりました。

疲れや負担を感じると回答した195名に具体的な場面を尋ねたところ、「希望する回答を得るまで指示を繰り返すこと」が36.9%で最多となり、「AIの出力に対して判断や確認・修正すること」が36.4%で続きました。「情報漏えいや著作権などを意識し続けること」と「仕事のスピードや業務量が増えること」は、いずれも29.2%でした。

こうした疲れや負担への対処法としては、「AIを使う時間・業務と、使わない時間・業務を分ける」が49.7%、「AIの特性を理解したうえで割り切って使う」が42.6%と上位を占めました。「情報収集やキャッチアップの頻度を減らす」と「チームや社内でAIの利用ルール・ガイドラインの整備・見直しを働きかける」はいずれも27.2%となっています。

研修やガバナンスなど組織的な支援に課題

勤務先にあるAI活用支援について尋ねたところ、「明確な利用ルール・ガイドライン」が41.6%、「従業員向けの研修」が37.9%、「活用事例・プロンプト・テンプレートの共有」が30.9%、「安全に利用できる会社指定のAI環境」が30.5%となりました。

勤務先の生成AIに関する環境や支援については、十分だと思うとの回答が6割以上(「ある程度十分」を含む)を占めたものの、「あまり十分ではない」が28.3%、「まったく十分ではない」が5.2%となり、合計33.5%が十分ではないと回答しました。

支援が十分ではないと回答した90名が今後必要だと考える支援では、「従業員向けの研修」が46.7%で最も高く、「社内ルール・ガバナンスの整備」が43.3%、「AIを活用する業務の選定」が37.8%と続いています。

調査概要

  • 調査方法:インターネット調査(Fastaskを利用)
  • 調査期間:2026年8月21日~8月22日
  • 調査対象:勤務先にAIツールが導入されている会社員269名

本記事は株式会社サーバーワークスの発表をもとに作成しました。

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