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エンジニア採用で約7割が選考見直し レバテックの生成AI調査

レバテック株式会社は、ITエンジニア採用を実施している企業の担当者553名を対象に、生成AI普及に伴うITエンジニア採用市場の実態調査を実施しました。

調査によると、急速な生成AIの普及に伴い、約7割の企業が選考プロセスを見直したと回答しました。見直しの内容では「AI使用可の技術課題を追加(59.3%)」が最多となり、採用市場においてAIの利用を前提とした新たな評価方法を取り入れる動きが広がっています。

約7割が選考プロセスを見直し 技術課題で「AI活用力」を評価

選考プロセスの見直し内容としては、「AI使用可の技術課題を追加(59.3%)」に次いで「技術課題以外の課題を追加(51.5%)」が続きました。

技術力の見極めにコーディングテスト等の技術選考を取り入れている企業のうち、70.4%が課題作成時の「AIの使用を認めている」と回答しています。また、候補者のAI活用スキルが評価基準に入るか尋ねたところ、「活用度合いで合否が変わる(28.6%)」と「活用度合いだけでは合否は変わらないが、評価には加味される(60.0%)」を合わせ、約9割の企業が選考評価に影響すると回答しました。

企業業態別では、SIer・SESなどのシステム開発関連会社において「活用度合いで合否が変わる(38.6%)」との回答が約4割に達し、非IT関連の事業会社(17.9%)の2倍以上となりました。

65.5%の企業が選考にAI導入 求職者の利用にも肯定的

ITエンジニア選考におけるAI活用状況について、65.5%の企業が「AIを活用している」と回答しました。主な用途は「スカウト文章をAIで生成している(47.0%)」「書類選考のスクリーニングをAIに実施させている(44.2%)」「スカウト対象者をAIで絞り込んでいる(41.4%)」でした。

求職者が選考活動でAIを利用することに対しては、「ポジティブに感じている(18.3%)」と「ややポジティブに感じている(42.7%)」を合わせて61.0%が肯定的な受け止めを示しました。理由には「アウトプットのスピードと質が上がるため(41.8%)」や「AIを使いこなす能力自体が評価対象となるため(41.2%)」などが挙げられています。

効率化が進む一方で「評価の偏りや誤り」に懸念

選考でのAI活用によるメリットとしては、「面接の文字起こしや要約が自動化され、議事録作成の手間が減った(58.3%)」「求人作成や書類選考の時間が短縮され、選考スピードが上がった(51.1%)」「面接官の評価のバラつきが抑えられ、公平に評価しやすくなった(48.6%)」が上位に入りました。

一方で、デメリット・懸念点としては「AIの評価基準や出力結果に偏りや誤りがないか不安がある(57.5%)」や「判断プロセスがブラックボックス化し、なぜその評価になったかの理由が説明しづらい(43.4%)」が挙げられています。

レバテック株式会社の代表執行役社長である泉澤 匡寛は、定型業務をAIで効率化する一方で、候補者の思考プロセスへの寄り添いや最終的な意思決定は人が行うなど、「AIと人の役割分担」の最適化が求められると指摘しています。

調査概要

  • 調査年月:2026年7月14日~22日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査主体:レバテック株式会社
  • 実査委託先:外部調査会社
  • 有効回答数:553名
  • 調査対象:IT/システム担当者の採用・人的リソース調達に関わっている方

本記事はレバテック株式会社の発表をもとに作成しました。

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