子宮頸がん予防、男性の半数以上がパートナーの検診把握せず 雄秀会が意識調査
医療法人社団雄秀会が運営する「GYNメディカルグループ」は、20代~30代の女性をパートナーに持つ男性を対象に実施した「子宮頸がん予防に関する男性の意識調査」の結果を発表しました。
調査によると、半数以上の男性がパートナーの子宮頸がん検診の受診状況を把握しておらず、原因ウイルスの感染経路に関する認知不足や、自身への関わりの薄さを感じている現状が示されました。その一方で、8割弱の男性が今後の予防に向けてパートナーと何らかの取り組みを行いたいと考えている実態も明らかになっています。
検診状況の把握は半数未満 会話の不足が主な背景に
パートナーの子宮頸がん検診の受診状況について尋ねたところ、「受診の有無だけ把握している」が31.8%で最も高かった一方、「まったく把握していない」(28.8%)と「あまり把握していない」(26.1%)を合わせた54.9%となり、半数以上が把握していない結果となりました。
把握していない理由(複数回答可)としては、「特に理由はない」の30.9%に続き、「パートナーから検診の話を聞いたことがないから」が28.2%、「検診について話題にしたことがないから」が27.1%を占め、検診に関する会話の機会の少なさがうかがえます。
原因ウイルスの感染経路や男性ワクチンの認知に課題
子宮頸がんの原因となるウイルスを男性が女性にうつす可能性があることについては、「まったく知らない」(33.9%)と「聞いたことはあるが、よく知らない」(26.1%)の合計が60.0%に達し、6割が十分に認識していないことが分かりました。「なんとなく知っている」は25.2%でした。
また、子宮頸がん予防のために男性ができること(複数回答可)の設問では、「性交渉時のコンドームの使用」(50.9%)、「パートナーへの検診のすすめ」(40.9%)、「知っているものはない」(27.0%)となり、「男性のワクチン接種(HPVワクチン)」を挙げた人は25.2%と約4人に1人にとどまりました。

子宮頸がんの予防を自分自身に関わりのあることだと思うかについては、「ある程度関わりがある」が33.6%、「大いに関わりがある」が18.2%だった一方、「あまり関わりがない」(30.9%)と「まったく関わりがない」(17.3%)を合わせた48.2%と、5割弱が自分には関わりがないと考えていることが示されました。

8割弱が今後の取り組みに意欲 コンドーム使用や共同での学習を希望
今後の予防に向けた意向として、パートナーとの間で取り組みたいこと(複数回答可)を尋ねたところ、「特にない」は21.8%にとどまり、8割弱が何らかの取り組みに前向きであることが分かりました。

具体的な内容としては「性交渉時にコンドームを使用すること」が35.8%で最も多く、次いで「子宮頸がんについて一緒に学ぶこと」が33.6%、「パートナーに検診を受けるよう勧めること」が28.2%と続いています。


調査概要と実施組織
本調査の概要および実施団体の情報は以下の通りです。
- 調査期間:2026年10月16日~10月21日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:20代~30代の女性をパートナーに持つ男性(20代~50代の男性、現在の配偶者〈事実婚を含む〉または交際相手がいる方)
- 調査人数:330名
- モニター提供元:RCリサーチデータ
- ※回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100.0%にならない場合があります。
医療法人社団雄秀会(理事長:村上 雄太、所在地:〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-35-8)は診療所経営や婦人科・産婦人科などの医療サービスを提供しており、都内に3院を展開する婦人科専門の「GYNメディカルグループ」を運営しています。

本記事は医療法人社団雄秀会の発表および厚生労働省の公表資料をもとに作成しました。
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