実家片付けで保管場所不明で困るもの最多はお金に関する書類 終活協議会調査
一般社団法人終活協議会は、「遺品整理の実態(2026年版)」に関するアンケート調査の結果を公表しました。実家の片付けや遺品整理において、保管場所を把握していないと最も困るものとして「お金に関する書類」が49.3%で最多となりました。また、親の家の片付けが急に必要になった場合に「まだ決まっていない」と答えた人が38.7%に上るなど、役割分担や準備に関する実態が浮き彫りになっています。
実務面では書類の所在、担い手の未定が課題に
実家の片付けや遺品整理において、保管場所を把握していないと最も困るものを尋ねたところ、「お金に関する書類(通帳・保険証券・年金関係)」が49.3%と約半数を占めました。次いで「不動産や手続きに関する書類(権利書・契約書・実印)」が25.3%となり、両者を合わせると74.6%に達しています。
また、親の家の片付けが急に必要になった場合の主な担い手については、「まだ決まっていない」が38.7%で最多となり、「自分が担うつもり」の34.9%を上回りました。いざという時の役割分担が定まっていない現状が示されています。
感情面では写真や手紙の処分判断に迷う傾向
遺品の中で最も処分に迷いそうなものとしては、「写真・アルバム・手紙」が43.0%で最多となりました。続いて「仏壇・仏具」が25.3%、「趣味の品・コレクション・作品」が15.7%となっており、思い出の品や供養に関わる物の取り扱いにハードルがあることがうかがえます。

今実家の片付けや遺品整理が必要になった場合に最も困ることでは、「何を捨ててよいか判断できない」が27.1%で最多となり、「物の量が多く、終わる気がしない」の26.6%と並びました。

求められる支援と話し合いのタイミング

遺品整理や実家じまいで最も必要だと思う支援については、「捨ててよい物・残す物の判断基準」が31.4%で最多となり、「重要書類・貴重品のチェックリスト」が27.1%、「費用相場や見積もりの目安」が24.8%で続いています。


片付けや遺品整理を始める現実的なタイミングとしては、「親の体調や生活に変化があったとき」が40.9%を占め、「次の帰省のとき」の10.3%を上回りました。一方で、お盆や帰省時に家族と話す可能性については「今のところ話す予定はない」が40.9%となるなど、平時の話し合いが進みにくい傾向もみられます。

調査概要および組織概要

本調査の概要は以下の通りです。

- 調査名:遺品整理の実態(2026年版)
- 調査人数:1,385 名(終活ガイド資格受験者)
- 調査期間:2026年8月1日〜2026年8月31日
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

発表元の組織概要は以下の通りです。
- 組織名:一般社団法人 終活協議会 / 想いコーポレーショングループ
- 所在地:東京都豊島区巣鴨2-11-4 第3高橋ビル11階
- 設立:2015年12月
- 代表:磯貝昌弘
- 事業内容:終活の相談対応、身元保証サービス、終活ガイドの資格運営など
- URL:https://shukatsu-kyougikai.com/
本記事は一般社団法人終活協議会/想いコーポレーショングループの発表(https://shukatsu-kyougikai.com/news/5222/ )をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



