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SnowflakeがAI新機能を発表 エージェント型運用の本格化へ

Snowflake合同会社は2026年10月28日、グローバル技術イベント「Snowflake Expedition 2026」に先駆けて報道機関およびアナリスト向けのオンライン説明会を開催しました。プロダクト担当上席副社長(EVP)のChristian Kleinermanが登壇し、AI時代に向けたビジョンと、本番環境でのエージェント型AI活用を支える各種アップデートを発表しました。

同社は、従来の企業システムが抱えるデータサイロや待ち時間といった課題に対し、統合データ基盤(Unified Enterprise Data Foundation)の上でエージェント型AIを稼働させる重要性を提示しています。

信頼性と統制を担う新機能群

AIエージェントのビジネス実用化に向けてハルシネーションの抑制とガバナンスを重視し、以下の新機能が発表されました。

  • Snowflake Business Ontology: 「物理層」「論理層(セマンティックビュー)」「業務層(ビジネスオントロジー)」の3層構造により、全社共通の業務概念や定義を一元化します。「答えない」設計のCortex Analystや検証済みの回答と組み合わせ、確実な回答のみを提供します。
  • Cortex AI Gateway: AIエージェントの制御やポリシー適用を一元化するハブです。悪用を監視する「Agent Abuse Detection」、処理過程を可視化する「Agent Trace Intelligence」、隔離環境「Cortex Sandboxes」、コスト監視を行う「Cost Governance」、入力制限を施す「Cortex AI Guardrails」などを提供します。

エージェント間連携の増加に伴う遅延削減と運用の効率化に向けて、以下の機能が提示されました。

  • Autonomous Data Engineering: スケジュール処理やクラウド上での隔離実行を担う「CoCo Automations」と「CoCo Cloud Agents」、Slack/GitHub連携、視覚的にパイプラインを設計する「Snowflake Pipeline Builder」を搭載します。修復計画は人間が承認するガードレールを設けています。
  • リアルタイムアナリティクス: 自動スケーリングを行う「Snowpipe Streaming」、Kafka互換の「Snowflake Datastream」、取り込み時の「Streaming Transformations」と「Interactive Analytics」により、低遅延な分析環境を実現します。

業務自動化とモデルトレーニング機能の展開

技術者やビジネスユーザーに向けた業務支援機能および無料教育プログラムも公開されました。

  • Snowflake Bots(Snowflake CoCo Bots および Snowflake CoWork Bots): バックグラウンドで常時稼働し、データの変更検知やレポート作成を自律実行するデジタルワーカーです。
  • Cortex Training: 自社データを活用し、複雑なインフラ管理なしにオープンウェイトモデルのポストトレーニングを行えるサーバーレス機能です。
  • Snowflake Practitioner (スノーフレイク プラクティショナー): データアナリスト、データエンジニア、プラットフォーム管理者向けのロール別AI&データトレーニングを無料で世界展開する教育プログラムです。

Christian Kleinermanは説明会の中で、「AIは人間を置き換えるものではありません。どれほどエージェントが進化しても、ガイドラインや指示を設定し、最終的な意思決定を下すのは人間です」と述べ、人間の判断とAIを組み合わせる重要性を語りました。

Snowflakeについて

  • 所在地: 東京都中央区
  • 社長執行役員: 浮田 竜路
  • URL: snowflake.com/ja/(ニューヨーク証券取引所:SNOW)
  • 導入実績: 世界1万4,500社以上の顧客企業で本番稼働(AIコーディングエージェント「Snowflake CoCo」は9,100以上、ビジネスユーザー向け「Snowflake CoWork」は5,800以上のアカウントで利用)

本記事はSnowflake合同会社の発表をもとに作成されています。

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