DialpadとAdaが統合へ エージェント型顧客対応OS構築を目指す
顧客体験を支えるAIプラットフォームを提供するDialpadと、エージェント型カスタマーエクスペリエンスを手がけるAdaは2026年11月4日、両社が統合することを発表しました。
両社は統合を通じて、顧客対応業務を支えるエージェント型オペレーティングシステムを構築します。人とAIが連携して顧客のニーズを先回りして把握し、顧客体験に関わる業務プロセスを最初から最後まで完了させる体制を目指します。
本取引は2026年11月12日頃に完了する見込みで、財務条件は公表されていません。
米国カリフォルニア州に本社を置くDialpadは、2018年にリアルタイムAIを導入して以来、ビジネス上の会話を累計140億分以上分析してきました。一方、カナダ オンタリオ州に本社を置くAdaは、音声、メッセージ、メール、ソーシャルメディアの各チャネルで、130以上の言語に対応する500以上のAIエージェントを本番環境で稼働させています。
統合後は、コミュニケーション、顧客インテリジェンス、AIによる業務実行を一つのプラットフォームに集約します。AIエージェントが連携業務システムを通じて処理を実行し、必要に応じて権限を持つ担当者を加えながら、会話終了後も業務を継続する仕組みを整えます。
自社で保有するグローバルな音声ネットワークと独自の音声・言語モデルにより、中核コストやサービスのパフォーマンスを管理し、顧客対応のコスト効率向上を図るとしています。カスタマーサービスを起点としつつ、今後は営業や顧客関係に関わる他の業務へも展開を進める方針です。
新体制と既存顧客への対応
統合後もDialpadの共同創業者兼CEOであるCraig WalkerがCEOを務めます。Adaの共同創業者兼CEOであるMike Murchisonは最高AI責任者に就任し、Mike GozzoがAIプロダクト&エンジニアリング担当シニアバイスプレジデントとしてMike Murchisonのもとで職務を担当します。
Dialpadの共同創業者兼CEOであるCraig Walkerは、統合によって人とAIエージェントが連携し、会話を自然に引き継ぎ合うことで、これまで企業の最重要顧客に限られていたような手厚い対応をすべての顧客に提供できるようになると述べています。
既存顧客の契約、価格、担当チーム、サポート窓口、設定済みの連携機能はそのまま維持され、今後数か月以内に製品ロードマップの詳細が案内される予定です。
統合に関する概要
- 統合完了予定時期: 2026年11月12日頃
- 財務条件: 非公表
- 新体制の主な役員:
- CEO: Craig Walker
- 最高AI責任者: Mike Murchison
- AIプロダクト&エンジニアリング担当シニアバイスプレジデント: Mike Gozzo
- アドバイザー:
- Dialpad側法律顧問: Gunderson Dettmer Stough Villeneuve Franklin & Hachigian, LLP
- Dialpad側カナダ法務顧問: Stikeman Elliott
- Ada側財務アドバイザー: Axom Partners
- Ada側法律顧問: Osler, Hoskin & Harcourt LLP
- 詳細URL: https://www.dialpad.com/ambitious/
本記事はDialpadおよびAdaの発表をもとに作成されています。
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