カーコンビニ倶楽部とフロータス、AIキズ凹み画像見積システムを本格展開へ
ビッグデータ解析やディープラーニング技術を手がける株式会社フロータスは、親会社であるカーコンビニ倶楽部株式会社との戦略的パートナーシップを深化させます。両社が共同開発を進めてきた「AIキズ凹み画像見積システム」について、今後はカーコンビニ倶楽部の事業として本格的に推進・展開していく方針を発表しました。すでに複数の業界大手や提携先企業との連携および導入推進が始まっています。
開発の背景と提携深化の狙い
フロータスは、画像認識やマルチモーダルAI技術を活用し、車両の損傷写真から部位、サイズ、工法を特定して見積もりを自動化するエンジンの開発を進めてきました。実務に耐えうる判定エンジンの構築には熟練の知見と膨大な修理事例データが不可欠となるため、カーコンビニ倶楽部が保有する実車修理ビッグデータを学習リソースとして連動させ、実務基準に基づいた判定精度の向上を図ってきました。
開発成果と実証実験の効果検証を受け、本事業をカーコンビニ倶楽部のコア事業として位置づけ直し、全国展開および業界全体への普及を加速させる目的で戦略的連携の深化に至ったとしています。
本システムは、カーコンビニ倶楽部が蓄積してきた施工・修理実績データを機械学習基盤として活用しています。車体カラーや撮影背景に左右されにくい損傷認識により、実務に直結した見積明細を即時に出力します。
熟練スタッフによる現車確認やマニュアル照合が必要だった見積業務をAIが支援することで、店舗フロント業務の工数を削減し、見積提示までのリードタイムを最小化します。また、来店前やオンライン上での概算把握、小規模なキズ・凹みの相談といった潜在ニーズに対応するほか、車両点検時やリース返却時の見落とし防止など、新たな役務支援を通じて売上向上に寄与するとしています。
さらに、データがリアルタイムで学習データベースへ還元される仕組みを備えており、現場で利用されるほど車種別や部位別の判定精度が自律的に向上を続ける仕様となっています。
外部展開の進捗と今後の展望
本システムは自動車関連サービス事業者など、すでに複数の企業との間で連携、実証、導入推進が開始されています。今後はカーコンビニ倶楽部のネットワークやブランド力を軸に、提携先企業のサービス基盤とのAPI連携やOEM提供などを広げ、モビリティ業界全体のDXとアフターマーケットの活性化を牽引していく考えです。
会社概要
株式会社フロータス
- 代表取締役:神垣 耕一
- 本社:神奈川県川崎市
- 事業内容:リアルアセット稼働型AIソリューションの受託・プロデュース、データ連動・アセット流通促進に関する事業開発・コンサルティング
- URL:https://flowtas.co.jp/
カーコンビニ倶楽部株式会社
- 代表取締役:林 成治
- 本社:東京都港区
本記事は株式会社フロータスの発表をもとに作成されています。
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