アユダンテ、MATSUBAにAIと接続するMCP機能を追加し対話分析に対応
アユダンテ株式会社は2026年11月5日、広告主向けの効果計測基盤「MATSUBA」に、ChatGPTやClaudeなどのAIツールと接続するMCP(Model Context Protocol)機能を追加したと発表しました。
これにより、利用者は専門知識やSQLを用いずに、AIとの対話形式でMATSUBAに蓄積された広告媒体や各種オーガニック流入の計測データを分析できるようになります。
蓄積データを対話形式で分析可能に
MCP機能は、AIツールが外部データに接続するための共通の仕組みです。この機能により、ChatGPTやClaudeを通じて広告主のBigQueryに蓄積されたMATSUBAの計測データを分析できます。
媒体別のCV集計やGA4との比較などの頻出集計があらかじめ用意されており、担当者は自然言語で質問を行えます。分析できる内容には、Google広告やMeta広告などの媒体を横断したCVの欠損・計測漏れ、自然検索やSNSなどの効果、GA4との違い(キーイベント数など)、ボットトラフィックの割合、アトリビューション、CPAやROASなどの広告KPIが含まれます。なお、Cookie有効期間はブラウザ環境等に依存し、異なる端末やブラウザをまたいだ行動はMATSUBAでも計測できない場合があります。
自社データとの連携による活用範囲の拡張

MATSUBAの計測データは広告主のBigQueryに保管されるため、広告費用データやGA4のデータ、CDNのアクセスログ、CRM・CDPの売上・顧客データと組み合わせてAIに分析させることが可能です。

また、MATSUBAには補完したCVをGoogle、LINEヤフー、X、Meta、Microsoftの各広告媒体へ送信する機能も備わっています。これにより、実態に近いデータをもとにAI入札を学習させ、その成果をMCP経由で再確認する運用につなげられます。同機能の提供価値として、SQL知識不要での原因特定、広告主と広告代理店間での共通データを用いた議論、同社専門チームによる導入・活用支援が挙げられています。
医療系サイトでの先行検証結果

MATSUBAを導入している医療系サイトにおいて、2026年7〜9月にAIとの対話のみで実施した分析では、以下の結果が確認されました(数値は先行検証時点のもので、対象サイト・期間により変動します)。
- GA4のユニークユーザー数は、MATSUBAより約1割少なく計測されていた
- iPhone(iOS)で複数日にわたって訪問したユーザーのうち、約4割でGA4のユーザー識別子(user_pseudo_id)が期間中に切り替わっていた(iOS以外は約5%)
- Google広告のクリック情報が、iPhoneのSafariでは時間の経過とともに失われ、広告経由のCVとして数えられないケースがあることを確認
アユダンテ代表取締役の安川洋氏は、「AIが広告を運用する時代、成果を左右するのはデータの正確さです」とコメントしています。同サービスは広告代理店経由での導入にも対応しており、パートナープログラムを通じた支援も行われます。
会社情報
- 会社名:アユダンテ株式会社
- 代表者:代表取締役 安川 洋
- 所在地:東京都千代田区麹町2-2-4 麹町セントラルビル6F
- 事業内容:デジタルマーケティング支援、広告運用、データ分析、各種計測ソリューションの開発・提供
- コーポレートサイト:https://ayudante.jp/
本記事はアユダンテ株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



