オリジネーターが登録支援機関に登録 特定技能人材の紹介事業を開始
外国人留学生の就職・転職情報サイト「リュウカツ」を運営する株式会社オリジネーターは、出入国在留管理庁長官より登録支援機関の登録を受け、2026年11月より特定技能人材の紹介事業を開始した。大学や専門学校に在学中の留学生への教育から企業とのマッチング、入社後の支援までを一貫して手がける。留学生が安心して働き、日本で長く活躍できる就職を支える方針だ。
事業開始の背景と狙い
特定技能制度による受け入れ拡大に伴い外国人材の採用が広がる一方、悪質なブローカーの介在やハラスメント、劣悪な労働環境を原因とした失踪や早期離職などの問題が発生している。また、留学生が日本語力や就業意識が十分に育たないまま卒業を迎えたり、学歴を活かせる就職先が見つからずに帰国したりする教育現場の課題もある。
同社は2005年から外国人留学生の採用支援に取り組み、「リュウカツ」の運営や学校法人、公的団体との連携を進めてきた。今回の事業では、悪質な搾取やハラスメントの排除、専門性と日本語力を高めて誇りを持てる就労機会の提供、帰国後も日本のファンであり続ける絆の育成を目指している。なお、事業の柱である「技術・人文知識・国際業務」(技人国)の就職支援も継続し、特定技能で入社した人材の将来的な技人国への移行も後押しするとしている。
在学中から入社後までの一貫支援と審査体制
新事業では、在学中の職種別日本語教育やキャリア意識の形成、ビジネスマナー教育を行う「教育伴走」、企業と結ぶ「特定技能マッチング」、入社後の義務的支援を受託する「登録支援」の3段階を同社が担う。
紹介にあたっては事前の企業審査を実施し、基準を満たした企業のみを紹介対象とする。基準に抵触した企業への紹介は停止し、業界全体の健全化を目指す。さらに、面接の通訳や生活オリエンテーション、入社後の定期面談は、インドネシア語、ミャンマー語、ネパール語、タイ語、中国語といった母国語で対応する体制を整えている。
特定技能1号の在留期間上限が通算5年であることを踏まえ、入社前から将来のキャリアを人材と企業双方に提示する。現場経験を積んだ後は、特定技能2号への移行や、要件を満たす場合に大学・専門学校の学歴を活かした「技術・人文知識・国際業務」への在留資格変更を支援し、将来の幹部候補としての定着を促す。
受け入れ企業にとっては、在学中からのキャリア共有による早期離職リスクの抑制や、事前学習による現場での即戦力化、さらには将来の現場管理者やグローバル展開の担い手となる人材の確保といったメリットがあるとしている。
特定技能人材紹介事業の概要は以下の通り。
- サービス名:特定技能人材紹介事業
- 内容:在学中の教育伴走、特定技能人材の紹介、登録支援機関としての支援業務、在留資格申請のサポート
- 主な対象:国内の大学・専門学校で学ぶ留学生を中心とした、国内外の特定技能人材
- 対応分野:特定技能の全分野(物流倉庫・宿泊ほか)
- 対応言語:日本語、インドネシア語、ミャンマー語、ネパール語、タイ語、中国語
- 詳細URL:https://originator.co.jp/tokutei/
東京都渋谷区千駄ヶ谷に本社を置く株式会社オリジネーター(代表取締役:勝山純一)は、2001年12月に設立された。外国人留学生の採用支援(「リュウカツ」の運営)や特定技能人材紹介事業、登録支援業務を行っている。
本記事は株式会社オリジネーターの発表をもとに作成。
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