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脳体力トレーナーCogEvo導入自治体の事例交換会が開催 3自治体が活用法を共有

株式会社トータルブレインケアが協力し、一般社団法人脳体力振興協会が主催する「第4回 自治体事例交換会」が2026年8月26日にオンラインで開催されました。会では、認知機能チェック&トレーニングサービス「脳体力トレーナーCogEvo®」を住民向け事業に導入している和歌山県紀の川市、山口県上関町、神奈川県の3自治体が登壇し、それぞれの取り組みや課題を共有しました。CogEvoを導入した自治体は年々増え、現在は100を超えています。

自治体事例交換会は、自治体同士が活用方法などの情報を交換する場として2023年に第1回が開かれ、今回で4回目となります。今回は、通いの場、集団検診、県内全市町村の巡回という異なる規模や体制による利用スタイルが紹介されました。

和歌山県紀の川市:通いの場95カ所に測定を導入し教室とセットで運用

和歌山県紀の川市(人口58,401人/高齢化率33%程度/要介護認定率20.7%)は、約10年前から広げてきたご当地体操「紀の川てくてく体操」の通いの場(市内約95カ所)に、今年度から「脳体力測定」を加えました。

同市では測定を単体で置かず、点数に応じたフォローアップ教室とセットで設計しています。事業化にあたっては、自市の国保データベース(KDB)から数字を引き、認知症発症予防による介護給付費削減の試算を示して予算を確保しました。今後は、通いの場に来ていない層へ向け、公共施設やスーパー、ドラッグストアなどへの展開を検討しています。

山口県上関町:住民の集団検診に「脳の健康測定」を導入

山口県上関町(人口2,045人/高齢化率60.34%/1,268世帯・令和8年8月1日現在)は、1年目(令和7年度)に周知と職員の習熟を目標とし、2年目(令和8年度)にはタブレットを2台に増やして住民の集団検診の選択項目に「脳の健康測定」を組み込みました。

集団検診は40歳以上の町民を対象とし、問診、測定、個別での結果説明の流れで実施しています(要支援・要介護認定を受けている方、認知症の診断がある方や関連する薬を服用している方は対象外)。実施により、数値が見えることで男性の関心が高くなる点や、家族間で話題になる点、測定前後の雑談から住民の生活歴が聞ける点などの手応えが得られました。一方で、問題のなかった方への継続的な関わり方や、結果が気になる方へのフォローの間隔などの課題も挙げられました。

神奈川県:県内全33市町村を巡回する「認知症未病改善キャラバン」

神奈川県は、令和6年度から「認知症未病改善キャラバン」を実施し、全33市町村を巡回しています。県の「認知症施策評価のためのアンケート調査」(2022年度)で認知症への正しい理解に課題がみられたことを受け、ファミリー層や若年層など、これまで関心を持つ機会の少なかった層へ出向く広域事業として展開しています。

体験コーナーでは、県の未病産業関連商品・サービス「ME-BYO BRAND」に認定されている「脳体力トレーナーCogEvo®」が活用されています。キャラバン事業全体において、体験者約1,700名のうちアンケートに回答した約900名の大多数から「大変満足」「満足」との回答が得られたとしています。

発表を行った3自治体には、測定を単独で終わらせず前後の関わりとセットで設計している点や、まだ出会えていない層へ届けようとしている点で共通性が見られました。

株式会社トータルブレインケアは、兵庫県神戸市中央区に拠点を置き、代表取締役社長を河越眞介が務めています。同社は、自治体の取り組みを互いに参照できる場を今後も継続して設けるとともに、運用の知見を蓄積していく方針を示しています。

  • 主催:一般社団法人脳体力振興協会
  • 協力:株式会社日本旅行、株式会社トータルブレインケア
  • サービス名:脳体力トレーナーCogEvo®(株式会社トータルブレインケア)
  • 製品ホームページ:https://cog-evo.com/
  • 会社ホームページ:https://tbcare.co.jp/

本記事は株式会社トータルブレインケアの発表をもとに作成。

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