X Mileがトラック運送のコスト・運賃月次レポートを公開開始
物流事業者向けSaaS・プラットフォーム「ロジポケ」を提供するX Mile株式会社は、トラック運送業の主要コストと運賃の動きを公表統計からまとめた「ートラック運送ーコスト・運賃月次レポート」の公開を開始しました。第一弾として2026年10月号の無料ダウンロードが可能となっており、今後も毎月初旬に発行される予定です。



主要コストの上昇率が実勢運賃を上回る現状
公開された2026年10月号のまとめによると、2020年を100とした指数において、潤滑油が163、タイヤが130、整備が115となり、いずれも実勢運賃の113を上回る結果となりました。
軽油の小売価格(税抜)は146.3円/Lで昨年比約+2%となり、4月以降は145〜146円/Lで高止まりしています。都道府県別では最安の徳島(138.1円)と最高の長崎(155.5円)の間で17.4円/Lの差がみられます。
労働環境の面では、道路貨物運送業の現金給与総額が月33.98万円(昨年比+1.9%)と上昇が続いているものの、全産業の36.28万円を月2.3万円下回っています。自動車運転の職業の有効求人倍率は2.54倍を記録し、職業計の1.06倍の約2.4倍となるなど、採用難が続いています。なお、データ時点は物価・軽油価格・求人が2026年8月、人件費が2026年7月となっています。
トラック運送業では燃料・油脂の値上がりや人手不足によってコストの上昇が続いている一方、運賃への転嫁は追いついておらず、国土交通省による「適正原価」の制度化に向けた検討も進められています。コストや運賃の統計は省庁や指標ごとに分かれて公表されていることから、運賃交渉に活用できる形で全体の推移を把握しづらい状況がありました。
これを受け、日本銀行、資源エネルギー庁、厚生労働省の公表データをもとに本レポートが作成されました。レポートには以下の内容が盛り込まれており、専用ページからダウンロードが可能です。
- 主要コスト(燃料・潤滑油・タイヤ・整備・車両)と実勢運賃の前年比、2020年からの推移
- 軽油価格の推移と都道府県別の比較(小売・インタンク)
- トラック運送業と全産業の賃金比較
- ドライバーの有効求人倍率の推移
- 燃油サーチャージ早見表(走行距離別の試算例)
- 今月のPick upトピック
ダウンロードページ:https://logipoke.com/whitepaper/cost-report
X Mile株式会社の概要
X Mile株式会社は「テクノロジーの力で、ノンデスクワーカーが主役の世界を」をビジョンに掲げ、ノンデスク産業における働き手の不足や労働生産性の低さといった課題解決に向けた取り組みを進めています。
- 会社名:X Mile株式会社(クロスマイル)
- 代表者:代表取締役CEO 野呂 寛之
- 本社所在地:東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア W7F
- 設立:2019年2月
- HPサイト:https://www.xmile.co.jp/
本記事はX Mile株式会社の発表をもとに作成されています。レポート内の公表データ出典は、日本銀行「企業物価指数」「企業向けサービス価格指数」、資源エネルギー庁「石油製品価格調査」、厚生労働省「毎月勤労統計調査」「一般職業紹介状況」に基づきます。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



